ヴォルティススタジアム

【徳島vs清水】長島裕明監督記者会見コメント「昇格が途絶えた後でも全力で戦ってくれた選手たちに感謝したい」

■2016明治安田生命J2リーグ 第42節
11月20日(日)徳島 1-2 清水(14:04KICK OFF/鳴門大塚/9,767人)
得点者:29’犬飼智也(清水)35’藤原広太朗(徳島)73’金子翔太(清水)
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○長島裕明監督
「まずは清水エスパルス、そして小林伸二監督に昇格おめでとうとうございますと申し上げたいです。今季最後の試合、選手も全力を出して戦ってくれましたが、清水の方が一枚上、僕らの力が足りなかったと痛感したゲームでした。とはいえ、このような順位にもかかわらず、ホーム最終戦に駆けつけてくれた多くのサポーター、昇格が途絶えた後でも全力で戦ってくれた選手たちに感謝したいです。先ほど、この経験を必ず次に活かそうという話を選手にしてきました」

Q:今日の試合に入る前、選手には何を話しなさいましたか?
「いつも通りです。このゲームがシーズンの集大成、しかもこのようなシチュエーションはなかなか無いのだから、これまでやってきたことを出して清水にぶつかろうということです。選手たちもしっかり応えてくれたと思います」

Q:同点ゴールを決めた藤原選手が、監督の下へ一番に走ってきましたね。
「まさか抱きつきに来るとは思っていなかったです。その時の状況は決して僕たちが良かったのではなく、修正したいことを伝えたいタイミングでしたので、正直びっくりしました。でも勝たなくてはダメなので何とも言えませんが、今まで指導者をしていてあまりなかったシーンなので大事にしたいというか、選手たちの思いが詰まったゴールだったと思うので、しっかりと受け止めて次の指導者人生に活かしたいと今は思っています。彼もそんなに上手な選手ではないのですがこつこつと努力できる選手なので、それがあのように実ったということは素晴らしいと褒めてあげたいです」

Q:42試合終わった今の心境は?
「終ったばかりで実感はないです。また来週ゲームがあるのではという気持ちで、逆に続けられないことが残念ですし、明日からグラウンドに立たなくなった時に実感が湧いてくるのかなと思っています。しかしこの現実を受け止めて、次の指導者人生にしっかり活かしていきたいです」

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