ヴォルティススタジアム

【徳島vs清水】レポート:悔しい結果も、意味ある90分。

■2016明治安田生命J2リーグ 第42節
11月20日(日)徳島 1-2 清水(14:04KICK OFF/鳴門大塚/9,767人)
得点者:29’犬飼智也(清水)35’藤原広太朗(徳島)73’金子翔太(清水)
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今季最終戦、勝利を得ることは出来なかった。清水に敗れて彼らの歓喜の爆発を目の前で見せつけられ、今シーズンの締め括りは非常に大きな悔しさの残るものになってしまったと言わざるを得ない。
しかし、選手たちは間違いなく、精神面でも肉体面でも今持ち得る全てを出し尽くして90分間を戦った。自分たちの責任や意地をひとつひとつのプレーに非常に強く込め、清水から白星をもぎ取るべくフルパワーのファイトを最後までやり切ったと評価できよう。

事実、ヴォルティスはゲーム序盤から清水に対して一歩も引かず。渡大生や大﨑淳矢らが献身的に走る高い位置からの激しいチェイシングと岩尾憲を中心に厳しく中央を締めるブロックでオレンジ軍団の攻めを上手く封じ込めると、ボールを奪った時には相手の圧力を恐れることなくしっかりと繋いでそれを保持。なかなかチャンスまでは作らせてもらえなかったが、それでもチームは自分たちの形を崩すことなく、ゴールへの意欲が伝わってくる活性高い攻撃を繰り広げた。

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