ヴォルティススタジアム

リカルドロドリゲス監督プレゼンテーション~11の大事なこと~


そして次の価値観は、「皆さんに楽しんでもらうこと」
最終的に我々はプレーをしながら楽しむこと、そして毎試合、毎週サポーターの皆さまはスタジアムで楽しく過ごしてもらうこと、そしてシーズンが終わったときにサポーターのみなさまがまた次のシーズンも徳島ヴォルティスを応援していきたい、そう思ってもらえるように頑張っていきたいと思っています。ですので、我々はプレーを楽しむことと、一緒にみなさんも楽しんでください。それを出来る限りおこなっていくことを目指していこうと思います。

そして次に「チームスピリット」です。
「チームスピリット」とはチーム全体で自分たちがやろうとしていること、それを常に目指して戦っていくことだと思っています。チーム全体が強くなるということは、個人個人よりも絶対に強いことだといえると思います。もしかしたらあるチームには我々より上手い選手がいるかもしれません。しかし我々が一つになることによって相手を上回ることは可能だと思っています。チームスピリットをもって我々チーム全体が一つになることによって、どの相手にも勝つチャンスはあると思っています。なので個人個人の選手たちが自分たちの利益を考えるのではなくてチームにとって何が有益なのかを考えて進んでいきたいと思っています。

そして次に「ポジティブ」
試合は簡単なことばかりではありません。複雑なこと、難しいことはたくさんあります。そしてその難しい状況を突破していく、打開していくためにはポジティブな気持ちが必要だと考えています。常にポジティブであること、そう考えることだと思っています。そしてこの徳島ヴォルティスというファミリーでポジティブな環境を作っていくことが大事だと思っています。

そして次に「ハードワーク」です。
スペインではハードワークは成功の前にあるとされています。スペイン語では成功という字が、「exito」”e”から始まります。そしてハードワーク「trabajo duro」”t”から始まります。成功が先にくるのは辞書だけであり、つまり、ハードワークをしないと成功は手に入らないのです。なので成功するためには常にハードワークしていかないといけないのです。そしてこの選手たちはハードワークをしていく選手達だと思っています。仮にチームが引き分けていたとしても、負けていたとしても必ずを前を向いて戦っていく、そう思っています。
常にボールに向かって、毎分毎分戦っていき、90分、もしくは95分間選手たちは一切手を抜かずに戦っていくことが大事だと思っています。

そして一番最後ですけれども、「謙虚さ」
このシーズンで成功を収めていくためには何が重要かというと「謙虚さ」だと思っています。「絶対に十分ではない」と常に謙虚な気持ちをもってやっていくことだと思っています。常に我々はうまくなっていきたい、そういうことを思って、そして満足しないで謙虚に取り組むことが重要だと思っています。

そして今お話しした11個の価値観、それを選手たちがプレーで表現して、それをピッチの中で、お客様にそれを見ていただきたいと思っています。
このチームにとって一番重要な存在は監督ではありません。監督はチームの次の存在だと思っています。チームとはスタッフだけ、選手だけではなく、ここにいる皆様全員も含めてのチームだと思っています。そして強いチームを皆様と作っていきたいと思っています。全てのみなさまを含めた、チーム全体がこの徳島ヴォルティスの歴史を作っていくために、毎日絶対に夢を見て進んでいくこと、そしてリミットを作らないことだと思っています。
ありがとうございました。(日本語で)

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