ヴォルティススタジアム

相手を終始圧倒し2回戦進出!~2017 Jユースカップ1回戦vsザスパクサツ群馬U-18~

10月14日(土)に2017Jユースカップ第25回Jリーグユース選手権大会が開幕し、徳島ヴォルティスユースはザスパクサツ群馬U-18を徳島スポーツビレッジに迎えて1回戦を戦った。過去、Jユースカップでは1回戦を突破したことのない徳島ヴォルティスユースであったが、今年は所属するプリンスリーグ四国では負け無しの首位に位置し、初の1回戦突破が期待されていた。
そんな試合は、徳島がプリンスリーグの勢いをそのままに相手を終始圧倒したゲームとなった。

<メンバー>
GK1 乾智樹
DF16 前田智基
(→62分 MF19 曽根嵩之)
DF6 久次米啓吾
DF18 久米航太郎
MF23 松原蓮
(→77分 MF20 森田凜)
MF7 桒原呂偉
MF2 市川健志郎
(→HT MF8 前田波嶺)
MF11 山田誠人
(→77分 MF13 高橋友希)
FW15 八木祐哉
FW10 藤原志龍
FW9 岩佐瞭希
(→62分 FW29 福田将志)

試合が動いたのは試合開始早々の9分。徳島注目の背番号10・藤原志龍が早速結果を出す。キャプテンの桒原呂偉のパスに抜け出し左足で流し込み先制に成功。これで試合を楽に進める徳島がその後も群馬を圧倒。23分には藤原のスルーパスに抜け出した八木祐哉がGKとの1対1を制して追加点。2-0とすると、その3分後にも追加点。山田誠人のクロスを岩佐瞭希が合わせて3-0。前半終了間際の42分にも藤原がこの日2点目となるゴールを決めて、4-0で前半を折り返した。

ハーフタイムに羽地登志晃監督は「しっかり支配できているから、チャンスを作りつつ、カウンターへの対処もしっかりやっていこう」と選手たちを送り出した。

後半に入っても、徳島そして藤原の勢いは止まらず。51分に藤原がスルーパスに抜け出してゴールを決め5-0としハットトリックを達成する。64分に左サイドを崩され失点するも、78分には八木がこの日2点目となるゴールを決め6-1とすると、79分には中央を崩して最後はまたしても藤原が決めて7-1。完全に集中力を切らした群馬を相手に得点を重ねていき、85分に桒原、88分には途中出場の高橋友希が決めて9-1、アディショナルタイムの90+2分にも藤原が決めて10-1。藤原が5得点の大活躍でチームを勝利に導いた。

試合は終始徳島ヴォルティスユースが支配し、終わってみれば10得点という記録的大勝を飾り、見事1回戦を突破を決めた。2回戦の相手はヴィッセル神戸U-18に決定。ヴィッセル神戸U-18は現在、プレミアリーグWESTの2位の強豪チーム。自分たちの力を思う存分ぶつけて、歴史を作れるか!10月22日(日)とトップチームのアウェイ戦と日程がかぶるが、こちらもぜひ応援をよろしくお願いします!

■2017 Jユースカップ 第25回Jリーグユース選手権大会 2回戦
10/22(日)15:00
徳島ヴォルティスユースvsヴィッセル神戸U-18
@いぶきの森球技場


●羽地登志晃監督コメント
「(1回戦、10-1という結果でした。いかがでしたか?)
相手の情報がほとんどない中で始まりましたが、しっかり相手を感じて、それに対応するように、あとは自分たちのスタイルを貫こうと言って送り出しました。上手く先制点が取れて、そのあともみんな集中を切らさずにいいゲームが出来たと思います。

(藤原選手が5得点でした。)
攻撃のところはもちろん期待通りなんですが、切り替えの部分がまだまだ甘さがあったかなと思います。

(2回戦に向けて)
相手がどこだろうと、自分たちのサッカーが出来るように、トレーニングからしっかり自分たちを磨くということをまずはやっていきたいと思います」


●桒原呂偉コメント
「(試合全体を振り返って)課題だった大量得点が取れてよかったです。最後もゴールで試合を終わらせることができたので良かったと思います。
(個人としてはどうでしたか?)
ゴールもアシストもできたので良かったです。
(次の相手はヴィッセル神戸U-18ですが)
1週間のトレーニングの中でしっかり準備をして、いい試合ができるように頑張りたいと思います」


●藤原志龍コメント
「(試合全体を振り返って)
僕自身は5得点挙げましたけど、まだまだ守備の切り替えの早さなど課題も出てきたんで、しっかり修正していきたいです。

(印象に残ってるゴールは?)
1点目ですね。最初のシュートだったので決められてよかったです。

(ヴィッセル神戸U-18戦に向けて意気込みを)
チームの勝利のために、自分のプレーを出していければと思います」

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