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【第6報】レポート◆明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第7節 モンテディオ山形対FC東京/もう一段階の変身まで準備していた青赤軍団featuring羽生直剛(2015/04/26)

レポート◆明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第7節 モンテディオ山形対FC東京/もう一段階の変身まで準備していた青赤軍団featuring羽生直剛

モンテディオ山形のJ1初昇格を支えた海保宣生元理事長が4月19日に亡くなり、選手たちが喪章をつけて臨むこの試合、キックオフ前には黙祷がおこなわれた。山形ゴール裏には「俺達が海保魂を受け継ぎます」「これからも見ていて下さい」との横断幕が掲げられた。

しかしファーストハーフ45分間の山形イレヴンは、印象としては腰が引けているように見えた。序盤は開始2分、三田啓貴のシュート──練習でも常日頃積極的に撃っているが、ナビスコの2得点以降クセがついたのかと思うような一撃──以降、FC東京がペースを握り、一方的に攻めていく。

山形はキム ボムヨンが右サイドを単独攻略、あるいはアルセウの中盤から前線への進出で仕掛ける以外に攻め手が見られない。そうこうしているうちに東京にチャンスがやってくる。右サイド、ゴール前斜めの位置から、太田宏介が左足のフリーキック。直接ネットを刺す軌道ではなく、ペナルティボックス内の味方に合わせるフィニッシュを意識したものだが、太田いわく「誰が触らなくとも流れて入るようなボールを蹴ることができればいい」という狙いで蹴ったボールが、そのままゴールイン。吉本一謙が「お腹をかすった」と主張しているが、真相は藪の中のこのゴール、公式記録は太田のものと認定した。

1点を奪った東京は焦って攻めることなく、1-0リードの点差を活かしてじっくりと試合を運ぶ。巧みに「つまらない試合」へと誘導、山形を眠らせたままハーフタイムを迎えた。

ハーフタイムに石崎信弘監督から「いつもどおりにボールに厳しく行こう」「勇気を持って、積極的に自分たちのプレーをしていこう」と、はっきりした指示で修正を促された山形イレヴンは、セカンドハーフ最初の10分間、前半とは打って変わってアグレッシヴに前から圧力をかけ、攻めに転じてきた。

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