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【無料記事】◆コメント/野澤英之 U-21日本代表選出について(2014/08/22)

◆コメント/野澤英之 U-21日本代表選出について

──先日の代表合宿に参加できなかったときはどう思いましたか。
野澤英之 正直、もうチャンスを逃したなと思いましたね。あれを逃したらアジア大会はないんじゃないかなと思っていたので。正直、もったいないな、という感じはあったんですけど。まさか、と。選んでもらえたので、精一杯やってきたいと思います。

──びっくりしたのと、ほっとしたのと、どっちですか。
野澤英之 どっちかと言ったらびっくり(笑)。ほんとうに入るとは思っていなかったので、ほっと、ではなく、びっくり、ですね。聞いたときはびっくりしました。

──遠藤選手とふたりだけですもんね。合宿に参加できなくて選ばれたのは。まだフォーメーションは断言できないけれども、4-3-3ならアンカーがある。J1やナビスコで実戦を経験している点が評価されたのでは?
野澤英之 そうですね、あそこで勝てていなかったり、全然(内容的に)できていなかったりしたら、たぶん呼ばれていないと思います。そういうところもちゃんと観てくれているのだなと思うので、その期待に応えられるように、自分の役割をしっかりこなしたいと思います。

──もう代表も決まったので、9月に照準を合わせて調整していくことになりますか。
野澤英之 そうですね、ここで焦ってけがなんてしたりしたら、もったいないですし。せっかく二度めのチャンスをもらえたので、しっかり焦らず治しながら、アジア大会の本番に100%持っていけるようにしたいなと思います。

──クラブもそこに協力してもらえる?
野澤英之 そうですね、トレーナーの方と相談しながら、代表もあるので、慎重に、焦って再発しないようにと、協力していただいています。

──それが最終的には東京でのよい結果にもつながるんでしょうね。
野澤英之 そうですね、いままともに練習もできていない状況なので、まだまだチームで試合に絡んでいけるレベルには達していないですし。チームで出られるのがいちばんいいんですけれども、いまは現実的に考えて、そっちに100%持っていけるように準備したほうがいいのかなと思います。

──先日、マッシモ フィッカデンティ監督に「故障離脱と移籍で中盤の選手層が薄い」と言ったら、「もうすぐ野澤英之も戻ってくるし大丈夫だ」と言われたんですね。そのように期待をかけられていることについてどう感じますか。
野澤英之 それはうれしいですね。期待していただいているぶんはもっとプレーで返さなければいけないと思います。いつチャンスが来るかわからないですけれども、そのチャンスを掴んだときに絶対チームに貢献できるように、チームが勝てるように、毎日、一日いちにち、少しずつでも、なにかしら成長できているようにしたいと思います。

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