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【J1第23節東京対神戸】コメント◆森重真人、太田宏介、梶山陽平、武藤嘉紀、羽生直剛「後半は積極的にアグレッシヴな守備をして前から獲りに行き、ひとを意識して掴みに行っていた。それをつづけなければいけなかったと思う」(羽生)「あそこ(交替)から何か変化を、というのは、ちょっと厳しかった」(梶山)[本文5,080文字](2014/09/14)

【J1第23節東京対神戸】コメント◆森重真人、太田宏介、梶山陽平、武藤嘉紀、羽生直剛「後半は積極的にアグレッシヴな守備をして前から獲りに行き、ひとを意識して掴みに行っていた。それをつづけなければいけなかったと思う」(羽生)「あそこ(交替)から何か変化を、というのは、ちょっと厳しかった」(梶山)

 

○梶山陽平の談話
(ベンチからはどんな指示が?)最後のところのクオリティを上げて、集中して。真ん中のニュウさんのところにそのまま集中して入ることと、ボールにさわって、という指示でした。
よく「負けないことが大事」と、監督も言っていると思いますけど、しっかり守備から入って。チャンスがあればというのもありますけれども、そんなにそればかり狙うのではなく、ふつうにゲームに入ることができれば、と思っていました。
(あのポジションをやるにあたってまずはバランスを保とうと思っていた?)
そうですね、そんなに時間もなかったですし、交替しないのかなとみんな(ベンチメンバー)思っていたので、あそこから何か変化を、というのは、ちょっと厳しかったですね。
後半は3バックだったのでふつうにダブルボランチです。

○太田宏介の談話
セカンドボールを拾えなかった。途中から5バックになって。あれは廻させているイメージで、変にネガティヴには捉えずにやっているつもりでした。最初に勢いがある神戸の運動量が後半に落ちることはわかっていましたから、どんなかたちであれ(失点)ゼロで、という話をしていて、実際そういう試合になった。
獲ったあとの失点が早く、あそこで自分たちを苦しくしてしまったところがあります。
(相手のロングボールが多かったのは想定していた?)
そうですね、田代(有三)さんが先発で出てきて、あそこでだいぶ起点をつくられていた。それでもうまく対応できたと思うし、最後はからだを張って守れていた。
前半は試合の流れで一回も前に行けなかった。後半はある程度前に行ったと思う、発熱で体調を崩したという言い訳をしたくなかったので、できるだけ上下動しようとがんばりました。前半は前に行けないとわかっていたし、変に行ってバランスを崩すのはよくない(ともわかっていた)。モリゲ(森重真人)にも「無理して前に行かなくていいよ」と言われていた。後半は頭から、チャンスがあったら(前に)行こうと決めていましたし、自分が前でワイドの位置に入ったときは、うまくチームがボール廻しをできると、ボールを高い位置でもらえることが多くなるので、最初から行こうと考えていました。
(フリーキックは惜しかったですね?)
壁が高いです。壁が高い。Jリーグでいちばん高いんじゃないですか。
(壁を越しながら隅を狙ったんだけれどもぎりぎり逸れてしまった?)
(山本)海人くんが自分から見てだいぶ右に立っていたので、シンプルに壁の上を越して枠に行けば入るなと思ったんですけれど、なにせ壁が高いなと。最初にレフリーが示した位置から神戸の選手は一歩も出てきていなくてそこから下げるのは無理だった。入ればラッキーでしたけどね。
(山本海人のプレーはよかった?)
安定していましたね。清水のときからそうでしたけれども。
(神戸の選手は後半、東京のフォーメーションにはめられたという意味のことを言っていたが?)
前半の途中からと変わらないですけどね。やり方自体は変わりないですけれども、ただ単に神戸が運動量的にも落ちた。あとはセカンドボールをこちらが拾えるようになって。

◯武藤嘉紀の談話
(PK獲得シーンは?)
やっぱり自分があそこまでドリブルで行ったら、キーパーも絶対(武藤の)シュートの用意をしていると思ったので、そこで引きつけて空いているエドゥーへ、という(プレー)のができた。自分(で撃つ)というのも大事ですけど、仲間をうまく使うのをきょうは体現できたんじゃないかなと思います。
(代表戦のときとは逆の選択のようですがどういう判断で?)
代表戦のときは(自分が)いちばん無名だったので、相手もパス(に対する備え)を選ぶと思うんですけど、Jリーグに帰ってくると、相手はぼく自身がシュートやドリブルで来る(ことがわかっていて)と思うので、そこにかけてくるディフェンスを逆手に、空いているエドゥーにパスをした、という内容です。
(エドゥーの位置は捉えていた?)
そうですね、河野(広貴)くんがニアに突っ込んできてくれたので、エドゥーが絶対フリーになるとわかっていた。
(調整方法で苦労したか大丈夫だったか?)
メンタル的にも肉体的にも疲労はあったんですけど、(対ベネズエラ代表戦から)時間も空きましたし、自分としてもそこをしっかり切り換えることができたんじゃないかなと思います。
(周囲の変化に対して自分を見失わないためにどういう点に気をつけていますか?)
まずは練習から全力で取り組むこと。練習を疎かにしてしまったら成長は止まると思いますし、代表から帰ってきてそこでがんばるとチームメイトにもプラスの力になると思うので。そこをしっかり心がけてやっていました。

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