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【今週の小平】10月15日の小平◆渡邉千真決勝ゴール! 練習試合FC東京対明治大学(2014/10/15)

◆渡邉千真決勝ゴール! 練習試合FC東京対明治大学

 

決勝ゴールの直前

決勝ゴールの直前

決勝ゴールの瞬間

決勝ゴールの瞬間

 
10月15日、FC東京は14時30分キックオフの予定を繰り上げ、14時15分から小平グランドにて明治大学と45分×2本の練習試合をおこなった。
1本めは明治大学が果敢にラインを上げてFC東京ゴールに迫るが、東京は低い位置でじっくり受け止める構え。後方でコンパクトな距離感を維持してバランスを崩さず、好機をうかがう。すると42分、相手最終ラインのウラに出たボールに対して渡邉千真が反応。
そのボールを処理し損なったゴールキーパーに替わってボールを自分のものにし、なおも追いすがるキーパーをかわして冷静に流し込んだ。終了間際のラストワンプレーでも中島翔哉からのヨコパスにバチンと強く当てての右足シュートを放つなど、渡邊が好調を示して1本めは終わった。
2本めは東京も積極的に攻め上がり互角の展開。今季も関東大学リーグ1部で、上位4強の一角としてハイレベルなパフォーマンスを維持する相手に歯ごたえのあるトレーニングマッチとなったが、2本めはエドゥーがPKを止められるなどして追加点はなく、結果は1-0で東京の勝利。日本代表メンバーと米本拓司が不在だったとはいえ、週末に控えたJ1第28節対大宮アルディージャ戦に向けて好材料となった。

【1本めに先発したフィールドプレーヤー】徳永悠平、吉本一謙、カニーニ、椋原健太、高橋秀人、羽生直剛、三田啓貴、河野広貴、中島翔哉、渡邉千真
【2本めのみに出場したフィールドプレーヤー】松田陸、加賀健一、梶山陽平、野澤英之、平岡翼、東慶悟、佐々木渉、エドゥー

決勝ゴールをマークした渡邉千真は、平山相太の長期離脱とエドゥーの出場停止に伴い、土曜日の対大宮アルディージャ戦に先発することが決定的な状況。そしてもちろん、その状況を確実なものにするためにも継続したアピールが必要だ。渡邉は自身のゴールを振り返り「いまはどんな泥臭いゴールでも結果を出すことが大事」ときっぱり。次節でも得点をしてポジション奪取につなげたいところだ。
長身のエドゥーがいない対大宮戦では、チームとしての攻め方が変わってくる。戦術練習とこの練習試合でその攻め方に取り組んだ東京は、週末までにさらに磨きをかけるだろう。渡邉千真ヴァージョンの東京がどのような攻撃を見せるのか。そして連敗することなく再び無敗のサイクルに入ることができるのか。中位からの脱却を果たすためにも重要なラスト7試合の初戦まであと三日だ。

○1本めに先制ゴールをマークした渡邉千真の談話

(残り 2053文字/全文: 3256文字)

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