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レポート◆J1第30節ガンバ大阪対FC東京前日レポート/「勝点60あれば行ける」(三田啓貴)残り五試合全勝を誓う東京イレヴン(2014/10/25)

レポート◆J1第30節ガンバ大阪対FC東京前日レポート/「勝点60あれば行ける」(三田啓貴)残り五試合全勝を誓う東京イレヴン

あす10月26日、万博記念競技場にてJ1第30節対ガンバ大阪戦に臨むFC東京は25日、約二時間の非公開練習をおこない、遠征地に向けて出発した。

リーグ戦で18試合連続の先発フル出場がつづいている米本拓司は「一試合一試合を大事に戦っている。負けたくない」と、闘志をあらわにした。また、ここまでリーグ戦全試合先発フル出場の太田宏介は「現実的に考えて優勝は厳しいけれど、ACL出場圏内をめざしたい」、故障離脱から復帰してきた三田啓貴は「広島戦から数えて6連勝、勝点を60にすればACLに行けるでしょう」と、口をそろえた。
第30節終了時点でFC東京は勝点45の6位。3×5、勝点15が、今後に積み上げることができる最高値だ。河野広貴も「残り六試合に勝てば上に行ける。(選手たちは)全部勝つ、という感じで言っています」と言う。
「一試合で詰められる差ではないけれども積み上げることが大事」(太田宏介)
一戦必勝。それを積み重ねる。

「休ませてもらったぶんをACL出場権争いに貢献することで返したい」というのは三田だ。

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「途中からでもはじめからでも、あと五試合全部出るつもりでやります。(勝点)60獲れば行けるでしょう。全部勝って行きたいですね」
東京が天皇杯優勝チームとしてACLに出場した2012年、三田は明治大学在学中の身分で、東京を観る側だった。国際舞台での真剣勝負が輝かしく見えた。
「ACL、すごく楽しそうだった。海外で勝負がかかった本チャンの試合はACLしかない。出てみたいですね」(三田)

そのためにはまず、後半戦最強のガンバを倒さなくてはいけない。
マッシモ フィッカデンティ監督は「いまのJリーグでいちばん強いチームのひとつであることはまちがいありません。サンフレッチェ広島とはちがうチームですが、クオリティが高い点は共通しています」と、相手の強さを認めながら「(対策は)選手の配置の部分で変わってくると思います」と言い、先発メンバーとフォーメーションが必ずしも対広島戦と同じではないという可能性を示した。

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