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【無料記事】マッシモ フィッカデンティ監督の共同記者会見 全文「印象としては、1点獲ったあと、選手たちはもしかしたら“かんたんに勝てる”と思ってしまったのかもしれません。 ただそれは100パーセントたしかなことではありません」(2014/11/22)

◆マッシモ フィッカデンティ監督の共同記者会見 全文

結果をご覧になってあきらかだと思いますけれども、難しい試合でした。
理解できない部分があります。
その意味というのは。
スタートはほんとうによかったと思います。1点を獲ったあと【パラドックス的に】プレーがストップしてしまったかな、と。

そこが相手にグラウンドをしっかりと支配されてしまうことにつながってしまいましたし、前半のうちに同点にされる結果にもつながりました。
比較的いいかたちで後半に入ることができて、しかし2失点めから、またコンパクトさを失ってしまい、そのあと試合は非常に難しくなってしまいました。
最後までトライしましたけれども、やはり時間の経過とともに難しくなりました。

二週間以上中断期間が空いて少し試合のリズムを失った感はありました。
特にセカンドボールの部分でしょうか。

相手チームのプレー内容にも言及する必要があると思います。
非常にいいプレーをしていました。
これがきょうの敗因の分析になります。
非常に難しい試合でした。

──いまおっしゃったように、前半の10分までは、東京のゲームだったと思います。そこで、相手がよかったのもたしかでしょうけれども、1点を失い点を獲りに来ていたでしょうし、そこから東京が勢いを失い、相手がペースを握ってしまった原因について、もしもう少し詳しくおわかりでしたら、お聞かせ願えますか(質問はトーキョーワッショイ!)。

自分たちのペースではなくなってしまった原因はいくつかあると思うんですけれども、印象としては、1点獲ったあと、選手たちはもしかしたら「かんたんに勝てる」と思ってしまったのかもしれません。

そんな印象を、少し持ちました。
ただそれは100パーセントたしかなことではありませんし、ある観点から見れば、2失点のあと冷静さを失い、相手にじょじょに押し込まれる状況をつくってしまったのかもしれません。
相手はサイドにスピードのある選手がいて、前線に身長の高い選手いますから、そうなって(間延びして押し込まれると)くると苦しい状況をつくられてしまう。実際そうなりました。
考えられるとすれば、そういう部分です。
ときどき、頭のなかでどういうことが起こっているのか、非常に確信を持って理解することが難しいことがあります。今回のように。

──武藤選手のプレーはいかがでしたか。

全力ではやってくれていましたけれども、代表も含めてこれだけ(多くの)試合をやってきましたから、少し冴えていなかったかなとは思います。
リーグの終盤ですけれども、彼にとっては、あっという間にすぎた一年だったと思います。
代表での移動であったり試合の影響もあるでしょう。けがでまともな練習が長いあいだできていなかったということもありますし、そういう部分もきょうは影響していたのかもしれません。
(以上)

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