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【オフ企画スタート!/第4回(最終回)】髙橋延仁(FC東京U-18出身) Interview/04(2014/12/19)

【オフ企画スタート!/第4回(最終回)】髙橋延仁(FC東京U-18出身) Interview/04

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今週月曜日から始まったオフ企画第一弾、FC東京U-18出身、髙橋延仁選手の連載Interview第四回です。今回が最終回。
無料公開の第一回を受けて第二回から無料範囲が前半部のみの有料記事となっていますが、よろしければご一読ください。

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いまやタイで活躍する日本人プロサッカー選手のひとりとして名前を知られるようになった髙橋延仁。FC東京U-18から東京農業大学に進んだ際のエピソードから、自身のプレースタイルは羽生直剛に似ているという話が飛び出す。「自分は梶山(陽平)のようにボールを持つタイプではない」。すると髙橋は何を志しているのか。
タイでの感触も含め、生き抜くすべが伝わってくる最終回。

(03)からのつづき

――ああ、なるほど、すぐにはたいて動き直す。
「ドリブルもぐいぐい、ぐいぐいと(どこまでも)行くわけじゃないですし。ぽんぽんぽん、と、かんたんに(周囲のチームメートを)使ってやるタイプなので」

――ひとを挟んで、ワンツーを繰り返して動いていく。
「そうですね。ぽん、とはたいて、また次にすぐ動いて、もらったらまたぽんとはたいて、みたいな。サイドでボールをもらった場合でも、ぼくは一回ノブくん(山根伸泉)に必ず当てる。そこから上がっていって、ノブくんが来るのを待ったり、そこにボールが出てきたら、はたいてワンツーで抜く。そういうタイプですから」

――それは考えてやるものではなく……。
「感覚的なものですね」

――山根伸泉選手は大きく分ければ遠藤保仁選手とか福西崇史さんとかラモス瑠偉さんみたいに真ん中で止まるポジショニングをするタイプだと思うんですよ、周りが激しく動いているときに止まって、辺りを見渡してボールを持ち、展開することができる。で、周囲とのギャップも活きる。
「そうですね、そういう選手がいてくれると、こっちからするとやりやすい。あっちもたぶん、やりやすいと思うんですよね。やっぱり、サッカーはチームプレーだから。同じ選手が11人揃っても、絶対に勝てないので」

――佐川急便東京SCでは、比較的似たタイプの山本正男さんともプレーしていましたね。

(残り 2333文字/全文: 3265文字)

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