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【無料記事/今週の小平/1月11日お別れの会第1弾/速報】FC東京「感謝のごあいさつ」塩田仁史、椋原健太、廣永遼太郎、渡邉千真、四選手の挨拶全文「思いが強すぎて、もうなんか、涙が止まらなくて」(塩田)(2015/1/11)

無料記事/今週の小平/1月11日お別れの会第1弾/速報◆FC東京「感謝のごあいさつ」塩田仁史、椋原健太、廣永遼太郎、渡邉千真、四選手の挨拶全文

1月11日午前10時から小平グランドにて、他クラブへ移籍する四選手が参加する「感謝のごあいさつ」がおこなわれた。
本稿執筆時点(~午前11時30分)で挨拶後のふれあいがなおもつづいているが、まずは渡邉千真、廣永遼太郎、椋原健太、塩田仁史、四人の挨拶全文をお届けする。

 

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○渡邉千真

おはようございます!
お忙しいなか、そして寒いなか、連休のなか、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
何を言ったらいいかわからないですけれども、感謝しかありません。
三年間しかいなかったのですけれども、みなさんに応援していただいて、そして青赤のユニフォームを着て戦うことができまして、すごくうれしいです。
ちがうチームに行きはしますが、少しでも応援していただけるように、これからもがんばっていきますので。
少しだけでいいので、応援していただければうれしいです(場内笑い)。
短いあいだでしたけれども、ありがとうございました。

○廣永遼太郎

おはようございます!
そして、あけましておめでとうございます。
ぼくも何を喋ったらいいのか、この場であらためてそんな言葉も出ないんですけれど、でも去年の途中で富山に行ったときから、もう、外で勝負していきたい、戦いたいという気持ちがあったので。そのなかで縁あって広島から話をもらい、またスタメンからというわけではないんですけれど、それでも、東京にいるときよりはチャンスがあるんじゃないか、勝負ができるんじゃないかと、自分のなかでは思っているので。
チームも変わりますし。正直さみしいですし、それでも広島という遠いところではありますが、応援してくれたらうれしいです。
下部組織から含めてたくさんの時間を青赤ですごしてきて、すごくお世話になりました。
広島でもがんばってきますので、応援よろしくお願いします。
ありがとうございました!

○椋原健太

おはようございます!
今回、移籍を決断するにあたって。
ぼくとヒロ(廣永遼太郎)に関しては、中一からずっと長い時間をFC東京ですごさせてもらって、サッカーだけじゃなくて、ひとりの人間としてもすごく成長させてもらったクラブでした。
なので、移籍するのは、すごいたくさん悩みましたし、考えました。
でも、ただ、この二年間ですごくくやしい思いをしたり、うまくいかないことが多く、なんだろうな、一回、自分のうしろにある過去だったり、いろいろなものを一回捨てて、真っ白な状態でサッカーに向き合いたい、真摯にサッカーをがんばっていきたいと考えたので、こういう決断をしました。
でも、そういう決断をするのも、すばらしい選手だったり、スタッフ、監督、コーチ、サポーターのみなさまがFC東京にいるというので、なんの迷いもなく決断できました。
FC東京でプレーできたことは自分のなかですごい誇りですし、たぶんこれからもずっと大好きですし……すごい大好きですし……サポーターのみなさまには、これからもスタジアムに脚を運んでいただいて、選手に叱咤激励をして、たまに茶化したりブーイングしたり「シュート撃て」コールをして、そしていままでどおり、熱く、やさしく、FC東京を守ってもらって、FC東京を成長させていってほしいと思います。ぼくも味の素スタジアムで、みなさんの前でまたプレーできるように、いっしょうけんめいがんばりますので、これからも応援をよろしくお願いします。
ほんとうに長いあいだでしたが、ありがとうございました。

○塩田仁史

(泣いている)
えー、おはようございます。
(声が震えている)
このなかでいちばん年上なので、しっかり話そうと思っていたんですけれども……思いが強すぎて、もうなんか、涙が止まらなくて。
(嗚咽)
すげえ情けないんですけれども。
22歳でこのチームにお世話になって、11年間、みなさんの応援と支えがあって、いっぱしのおとなとして、サッカー選手として、育ててもらいました。
2004年のナビスコカップから、優勝から、初タイトルから、11年間、みなさんと歩んでこれたことは、ほんとうにぼくの人生の財産ですし、おおきな、ほんとうにたからものです。
えー……。
いつもこの時期に、こうやってみなさんと顔を合わせて始動するのが当たり前で、ここで、こうやって、みなさまとお別れをしてしまうのは、さびしいですが、ぼく自身、いろいろ悩み、これが、サッカー人生としての、最後のチャレンジする機会だと思い、決断しました。
FC東京のユニフォームを脱ぐのはさみしいですが、残った選手たちが、ぼく、ここにいる選手もなしとげられなかったリーグ優勝を必ずなしとげると信じていますし、陰ながら応援しています。
ぼくらは別々の路を歩みますが、残ったサッカー人生、全力で、最後まで、ぼろぼろになるまで、がんばっていきたいと思います。
ぼくだけじゃなくて、ここにいる四人も、いっしょうけんめい、サッカーを、全力でがんばっていくと思うので。どうか、少しでもいいので、また、応援して、ください。
本日はほんとうにありがとうございました。

(詰めかけたファンと記念撮影後)
さっきは泣いてしまったんですけれども、もう落ち着いたので。
ここからみなさんとひとりひとり交流するんですけれども、あの、笑顔でお別れしたいと思うので(笑)、よろしくお願いします。
(沸き起こる塩田コール)

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