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【第1報/無料記事】レポート/速報版◆味スタ劇場!武藤ドッピエッタ!!試合終了直前の劇的勝ち越し弾でナビスコ予選首位キープ「よくなかった雰囲気を変えられた」(武藤)/Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ Aグループ 第5節 FC東京対ヴァンフォーレ甲府(2015/05/20)

レポート/速報版◆味スタ劇場!武藤2ドッピエッタ!!試合終了直前の劇的勝ち越し弾でナビスコ予選首位キープ「よくなかった雰囲気を変えられた」(武藤)

5月20日、Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節がおこなわれた。ホーム味の素スタジアムにAグループ7位と最下位のヴァンフォーレ甲府を迎えたのは同1位FC東京。「代表選手は休むべきではない」というマッシモ フィッカデンティ監督の言葉どおり代表選手5人を全員起用、ほぼリーグ戦と変わらぬ布陣で臨んだ。ただし右サイドバックに松田陸、左センターバックに丸山祐市というフレッシュな顔ぶれも。また常時入れ替えの激しい中盤では高橋秀人と三田啓貴が先発を果たした。ファーストハーフは静かな立ち上がりとなったが前半41分に東京得意のセットプレーが炸裂。森重真人が右手前から蹴ったフリーキックをファーに走り込んだ武藤嘉紀がボレーで決めて1-0と先制した。
甲府は後半、ときおり速攻で危険な決定機を演出するものの1-0のまま後半39分まで推移。しかし40分、甲府から見て左サイドの大外を全力疾走してきた24番松本大輝がその勢いのままにシュートを放つと東京ゴール右にイン。1-1の同点となった。
このまま試合終了かと思われたアディショナルタイムのラストワンプレー、太田宏介のフリーキックをファーで林容平がヘディング。これが相手選手に当たってこぼれたボールを武藤が押し込み、この日2ゴールめとなる得点で東京に勝利をもたらした。

2-1で予選首位をキープする結果となったこの一戦のあと、勝利の立役者である武藤はヒーローインタヴューで「(1点めは)ニアに固まっていたのでファーに流れたらいいボールが来た。(2点めは)林選手がからだを張ってくれてラッキーなゴールでした(笑)。リーグ戦で2連敗して、正直、雰囲気がよくないところもあったんですけれども、お客さんもたくさん足を運んでくれて、雰囲気を変えられたと思う」と語った。

公式戦の連敗を止めた東京は5月23日土曜日、ホーム味の素スタジアムに名古屋グランパスを迎えて明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第13節を戦う。

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