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【第1報/特別無料記事】コメント速報◆武藤嘉紀「この一年半はあっという間だった」/2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第17節 FC東京対清水エスパルス(2015/06/27)

チケット完売_27June2015_R

コメント速報◆武藤嘉紀「この一年半はあっという間だった」/2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第17節 FC東京対清水エスパルス

試合後のセレモニーで涙を流した武藤嘉紀。
ミックスゾーンに姿をあらわすと、あらためて照れくさそうな笑みを浮かべ、その場面を振り返った。
「あまり人前で泣いたことはないんですけれど、きょうは泣いてしまいました。あのムービーを観て……ユースであったり、FC東京にお世話になって、いまの自分があると思うので。その感謝の気持ちを考えていたら、涙が止まらなくなってしまいました」

セレモニーに採用した曲は自ら選んだ Wiz Khalifa の “See You Again”。その響きも手伝い、感極まってしまったのだろうか。
武藤は言う。
「“また会おう”という言葉もあって、自分の心情にもよく合っていたのではないかと思います」

去りゆく武藤は、悲願としていた最後の試合での得点はできなかったが、後を託すことになる前田遼一の得点をアシストした。このアシストについて「美しい幕切れだったんじゃないですか」と訊ねると、武藤は苦笑した。
「きれいに言うとそうなりますけれど、やっぱり得点がほしかったですね(苦笑)。でも、やっぱり(前田)遼一さんにアシストできたということはうれしかった。遼一さんはけっかが出ずに悩んでいた時期があったと思うので……。自分もFC東京に入って序盤は点が獲れなくて、すごく苦しい思いをしていたので。きょう、ああやって2点を獲り。これからは遼一さんがFC東京のフォワードとして活躍してくれると思うので。きょうはその始まりとなるアシストができて非常によかった。うれしいなと思います」

ドリブルとシュートが武藤は、パスを課題としていた。最後にそれをクリアするかのような、見事なパスで前田の得点。それが成長の証なのだろう。
武藤はアシストの内実を次のように語った。
「ウラをケアされていたんです。あそこでシュートを撃ったとしてもディフェンスに当たっていたと思う。切り返して相手が突っ込んできたところで股が見えた。ほんとうにいいかたちがつくれたんじゃないかと思います」

点を獲れるようになる時期を経てこのパスにいたるまで、一年半かかった。この時間は武藤の実りをもたらすのに必要な時間だったようだ。
武藤はFC東京のトップチームに在籍した期間を、こう振り返る。
「あっという間でした。この一年半があったからこそ、いまの自分があると思う。携わってくれた、応援してくれたひとたちのためにも、ドイツや代表で活躍している元気な姿を見せたいと思っています」

青赤からの門出。東京の選手が世界でどのような活躍を見せるのか。より高みへと羽ばたけるよう祈りたい。

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