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【練習試合】レポート◆トップとユース連合の国内組、湘南に2-0で敗れる/安間貴義コーチ、野澤英之(2015/08/03)

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レポート◆トップ&ユース連合の国内組、湘南に2-0で敗れる/安間貴義コーチ、野澤英之

FC東京は8月2日、Shonan BMW スタジアム平塚で湘南ベルマーレと45分×2本の練習試合をおこない、トータル2-0で敗れた。この対湘南戦に臨んだ国内組は4日、非公開で清水エスパルスと練習試合をおこなう。

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◯メンバーと試合経過

FC東京は梶山陽平、羽生直剛、圍謙太朗、佐々木渉も帯同したが出場せず。故障明けの選手のなかでは、平山相太が2本めの終盤16分間に出場した。

先発はゴールキーパーが波多野豪(FC東京U-18)、ディフェンスが右から柳貴博(FC東京U-18)、練習生(大学生)、練習生(大学生)、小川諒也。中盤が右サイドに平岡翼、左サイドに田邉草民、ボランチに野澤英之と幸野志有人、フォワードに林容平と練習生(大学生)という布陣。フォワードの練習生(大学生)は背が高いタイプ。

キックオフから10分間は好調だった東京だが、湘南のプレッシャーがきつくなり、じょじょにボールを廻す位置が低くなっていく。給水タイムが終わった23分以降は湘南にペースを握られた。しかしそのなかでも34分には田邉が左サイドからクロスを入れ(2トップに合わず)、41分には平岡が右サイドでカットしたボールをペナルティボックス方向にスルーパス、これに林が走り込むなどチャンスを演出するが、ゴールはならず。拮抗した展開でハーフタイムを迎えた。

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2本めは開始後5分、湘南に退場者が出てしまうアクシデント。練習試合ということもあり、数分後に補充の選手を入れ、同数で再開された。この際のプレーで得たフリーキックは田邉が壁の下または中を狙い、相手に当てながらも抜いたものの、こぼれ球を押し込めず、得点のチャンスを逃す。田邉は11分にも得意のドリブルからシュートを放つが、相手ディフェンダーに脚でブロックされてしまう。

16分に右サイドが平岡から快速の練習生(大学生)にチェンジ。19分にはこの右サイド練習生がシュート、21分にはクロスを入れてチャンスをつくる。そのフォワード練習生に替えて平山相太(29分)、幸野に替えて安倍柊斗(FC東京U-18、31分)、柳に替えて岡崎慎(FC東京U-18、36分)を投入。フレッシュになり勢いがついた面もあるが、交替のデメリットもあり、35分から36分にかけて右コーナーキックのこぼれ球をやや混乱したなkで決められ、最後は脚が止まった43分から44分にかけて、カットインしてきた相手選手につききれずディフェンスが置き去りにされ、ゴールキーパー波多野と1対1の状況から追加点を決められて万事休す。結局、決定機を活かせなかった東京が、スタミナの切れた終盤、立てつづけの失点で敗れる結果となった。
猛暑のなか、状況に応じて構えるゾーンやボールの獲りどころを切り替える判断が終盤までできていたが、Jリーグナンバーワンの運動量を誇る湘南を相手に、最後の最後で力尽きた。この試合の勝利だけを考えれば不要の交替もあったが、経験値を積ませるための采配で、出場可能なフィールドプレーヤーは全員出場。敗れたものの各自がよいパフォーマンスを見せ、今後の公式戦出場、メンバー入りへの期待を抱かせる内容となった。

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◯安間貴義コーチの談話

東京には去年とちがうところがあります。

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