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【無料記事/第1報】速報◆豊田スタジアムの東京、榎本達也のファインセーブで失点回避! 勝点1を持ち帰る/J1 2nd 第8節 名古屋グランパスvs. FC東京(2015/08/22)

速報◆豊田スタジアムの東京、榎本達也のファインセーブで失点回避! 勝点1を持ち帰る/J1 2nd 第8節 名古屋グランパスvs. FC東京

22日、FC東京はアウエー豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦。両チームともに得点がなく、0-0で引き分けた。

FC東京は警告の累積によって森重真人が出場停止。ディフェンスラインは右から松田陸、吉本一謙、丸山祐市、徳永悠平という編成になった。そのほかのメンバーは前節とまったく同じ4-3-1-2でスタート。いっぽうの名古屋グランパスは永井謙佑と川又堅碁の日本代表2トップを押し出した4-4-2。センターバックは田中マルクス闘莉王と竹内彬で、牟田雄祐と大武峻の福岡大学卒長身コンビはベンチスタート。ノヴァコヴィッチ、レアンドロ ドミンゲスもサブスティテュートだった。

前半はほぼ互角ながらホームの名古屋が積極的に仕掛ける展開。前半18分から19分にかけて川又堅碁がタメをつくり、左サイドにいた永井謙佑にスルーパス。これを中に折り返すが右から入ってきた快足の小屋松知哉には合わず。31分には小川佳純のクロスに川又がヘディングで合わせるがボールは右に逸れていく。同じ31分には吉本一謙がディフェンスラインでつなごうとしたパスが弱くなり、これを永井にかっさらわれるが、1vs.1のシュートは榎本達也が足で止めるファインセーブ! 神がかり的な緊急回避で、東京はファーストハーフ最大のピンチを脱した。
東京は丸山祐市のフィードや、右サイドにひらいてクロスを入れる攻撃で得点を狙うが、何度かチャンスのあったネイサン バーンズが決められず、結局0-0で前半45分間を終え、試合を折り返した。

セカンドハーフも後半23分まで0-0。ここで名古屋は獲得した右コーナーキックに合わせて小屋松と川又を下げ、レアンドロ ドミンゲスとノヴァコヴィッチを投入して勝負に出る。対する東京も26分からサンダサをスタンバイさせ、27分、ネイサン バーンズに替えて投入。さらに31分には河野広貴を下げて中島翔哉IN。終盤の15分間から20分間でどちらが1点を獲るかにゲームの焦点は絞られた。
名古屋は後半33分、レアンドロ ドミンゲスの左コーナーキックを田中マルクス闘莉王がヘディング。ナイスなタイミングのこのヘディングシュートはしかしわずかに右に逸れる。同38分には吉本のマークをかいくぐって永井が左からシュートを撃つもののコースが限定されていたせいかボールは右へと逸れていき、OUT。このように終盤はホームで勝点のほしい名古屋に圧された東京。アディショナルタイムには中島翔哉が倒されてゴールほぼ正面でのフリーキックを獲得するものの、丸山のキックは壁に当たって跳ね返される。試合は0-0で終了。東京は今シーズン3度めの4連勝を達成できなかったが、難しいアウエーでセカンドステージ好調の名古屋を相手に最低限の結果である勝点1を獲得した。東京の次節は一週間後の8月29日、アウエーで清水エスパルスと対戦する。

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