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【青赤ログ】コラム◆無限の引き出しを持つ「ドラえもん」安間貴義コーチのメニューでたくましさを増す若者/平岡翼(2015/08/25)

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青赤ログ◆無限の引き出しを持つ「ドラえもん」安間貴義コーチのメニューでたくましさを増す若者/平岡翼

いろいろな練習が出てくるんですよ! 毎日まいにち、新しい練習が。
――平岡翼

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「あくまでも試合に出るためのトレーニングが多いですね」

平岡翼は自らに課された練習を振り返り、こう言った。
ベンチメンバー外となった選手たちが何をしているかと言えば、それはもちろん練習だ。小平グランドを見学しているファンなら、メンバーとは離れた場所で、数人の選手が全体練習とは異なるメニューに励む姿を見かけたことがあるだろう。トレーニングの指揮を執っているのは安間貴義コーチだ。

安間コーチの指導歴は長い。現役を引退した最終所属チームであるHonda FCで監督に就任すると、ヴァンフォーレ甲府とカターレ富山でいずれもコーチを経て監督に就任している。甲府のコーチ時代には、米田徹コーチ(現FC岐阜)などのスタッフと、控え選手の育成に全力で取り組んでいた。監督となっても「育成型」であり、すべての選手が一日ごとの練習で右肩上がりに成長できるように、という心構えは変わらなかった。
その姿勢はいまの小平グランドでも変わらない。

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――練習試合の対湘南ベルマーレ戦では4-4-2の右サイドハーフ。あのようにスペースにパスを送ってもらい、ドリブルかシュートの選択に持ち込むプレーが、パフォーマンスを出すには最適?
平岡翼 そうですね、そういうプレーが出ないと、自分らしさが出ないので。湘南戦とかも振り返って、自分で観たんですけれども、もっと自分から走り出すタイミングを増やさないといけないな、という感じだった。

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