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【無料記事】青赤ログ◆前田遼一、一喜一憂せず。「トレーニングは大事な試合が近づいたからと言ってやるものでもない」古巣に対しては「もちろん上がってきてほしい気持ちはあります」(2015/11/20)

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大事な試合であることはまちがいないのですけれども、だからと言って変えようとは思わない。
――前田遼一

やるべきことに対し、常に全力を傾注して結果を待つ。強者のとるべき態度だ。最終節に対しても、前田遼一はいつもと変わらぬ姿勢を貫いている。

「いまさら変えても何も……(笑)」
ジュビロ磐田のときも、あなたと周囲の人々は一試合ごとに平常心でやっていたのかと訊ねると、前田は頷いた。
「そうですね、(磐田が)強いときに、大事な試合だからといって雰囲気が変わるとかも特になかった」
一喜一憂しないことが大事?
「そうですね、トレーニングはどんなときでも100%でやるものだと思いますし、大事な試合が近づいたからと言ってやるものでもない。そういう意味では変わらず」

ただ、前節の対柏レイソル戦から今週の練習にいたるまでのピリッとした空気に思い当たるフシはあるようだ。
「試合になると、自ずと緊張感が生じているのは感じます。絶対に負けられない試合と感じながらやっているのはぼく自身もそうですし、そういう雰囲気だとわかりますね。自然と出てくるものであって、自分たちから変えようとするものではない」

FC東京がチャンピオンシップに進出するかしないかの瀬戸際に立っているのだとするなら、ジュビロ磐田はJ1に自動昇格するかしないかの瀬戸際だ。長年貢献した古巣に対して何を思うのかを訊ねると、前田は率直にいまの気持ちを打ち明けてくれた。
「もちろん上がってきてほしい気持ちはあります。複雑ですけれども、ぼく自身もがんばって、お互いにがんばれたらいいなという気持ちでいます」
復帰してきた磐田をJ1王者の東京が迎え撃ち、その場に前田遼一が立つ。このシナリオを実現するためにも、週末の試合には負けられない。

 

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