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【有料記事/開幕前日第3報(最終)】レポート◆開幕戦メンバーの変更点をチェック!~梶山陽平、橋本拳人+城福浩監督【本文3,846文字】(2016/02/26)

ハ デソンと駒野友一の負傷により、梶山陽平と橋本拳人が先発メンバー入りを果たし、玉突き配置転換で徳永悠平が左サイドバックにまわることが予想されるあすのJ1開幕戦。はたしてFC東京はJリーグスカパー!ニューイヤーカップ沖縄ラウンドからACL第1戦までのチームからどのように変わるのだろうか。

まず全体的な戦いかたに関しては、当然のことながら変更はない。ACLプレーオフの対チョンブリ戦とACL第1戦の対全北現代モータース戦で二試合連続ゴール中のフォワード阿部拓馬は「大宮アルディージャは前線にいい選手がいるので、ここを抑えなければいけない。フォワードの前線からの守備が大事になってくる」と、守備を強く意識した発言をしているし、右サイドから攻めキッカーとしても役割を果たす水沼宏太も「最初から引いたら相手に自信を与えるだけ。ガツガツとアグレッシヴに守備をしていく」と、積極的にプレッシャーをかけに行く宣言をしている。守備でもアクションの割合を多くするという城福浩監督の言葉からすれば、主体的なディフェンスで失点をゼロに抑えているうちに、数多くチャンスをつくるうちに1点を決めるサッカーになることは予想できる。ただし相手はチョンブリFCではなく、昨年J2王者の大宮である。奪っては攻め、奪っては攻めという“永久機関”的な超攻撃サッカーが容易に実現できるとは思えない。印象としては直近の対全北戦が近いものになるのではないか。

ハードワークを志してとにかく動き回るこのチームにあって、ボランチのハ デソンはパスでボールを左右ヨコと斜め前に配給する役割になる。そのハ デソンがけがをした。似たタイプの選手に置き換えたくなるのは戦略的には妥当な考えで、長めのパスを得意とする梶山陽平が抜擢されるのも頷ける。沖縄国頭キャンプでは故障し、

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