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【無料記事】ホーム初勝利を挙げる!U-23世代の若武者が藤枝との戦いに向けて吠えた!(2016/06/10)

11試合を消化して2勝3分6敗、いまだホームでの勝利がないFC東京U-23が、12日、味の素フィールド西が丘に大石篤人監督率いる藤枝MYFCを迎え、J3第12節を戦う。
これまで、奇しくもJ1とJ3が同時開催だったときのアウエーにかぎり、白星を挙げている東京U-23。第6節のとりぎんバードスタジアムでは佐々木渉のシュートが跳ね返ったところをユ インスが押し込み、前節の南長野運動公園総合球技場ではこれまたユ インスの1点を守りきりと、インスづいているところも奇遇である。
観られていないときに強いことはわかったが、そろそろ多くのファン、サポーターが見守るなかでも勝点3を獲得したいところだ。AC長野パルセイロに勝ったことで最下位を脱し、あとは上をめざすだけ。選手たちもそれをよくわかっている。

柳貴博は言う。
「まだホームで勝利を挙げていないことが気にかかっています。応援してくれている方々にもホームでの勝利を心待ちにしていただいていると思うので、今回の試合、西が丘で、絶対にホーム初勝利応援してくれるファン、サポーターのみなさんに届けたいと思っています」
これに平岡翼も声を揃えた。
「自分はまだゴールを決められていないので、自分でホーム初勝利を決められるようにしたい。ホームで、最後にファン、サポーターのみなさんと喜びを分かち合えるように。シャーもしたいので! 結果、とにかく勝利ですね。チームの勝利にこだわって、笑顔で終われたらと思います」

4-4-2、4-3-3、謎の3バックシステムと、さまざまなフォーメーションを駆使し、システムが変わる度にそれに応じたサッカーを見せてきた。このことは自信になっていると柳は言う。
「初勝利を挙げてから先日のAC長野パルセイロとの試合まで、勝てない試合がつづいてしまい、だけどここでまた2勝めを挙げられたということは、ひとつの自信になったと大きく思います。システムとポジションが変わってもみんなそれに対応してできますし、いろいろなポジションをこなせる面で自信につながっていると思います」
ぜひその自信をピッチで解放し、ホーム初勝利を挙げてほしいものだ。

なお、試合の告知用に石川直宏と2ショットを撮っていた平岡は、こんな言葉を残している。
「(石川とは)所属チームで同じ舞台に立っているとはいえ、やはり憧れの存在ですから、すなおにうれしいです。同じ(俊足の)タイプで長年現役をつづける選手は少ないので、ナオさんを見倣い、背中を追っていきたいと……あ、もちろん、抜かせたら抜かします!!」
新時代のスピードスターとなり、18番を追い抜け、19番!

なお、最新情報。中島翔哉と室屋成が全体練習に合流しており、ふたりが12日の試合に出場する可能性が浮上してきた。もし五輪代表ふたりの復帰となれば、これは大事件だろう。はたしてメンバーがどうなるのか、心して待ちたい。

 

 

 

 

 

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