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【無料記事】中島翔哉と室屋成がJ3メンバー入り濃厚! 西が丘で実戦復帰へ(2016/06/11)

ことし1月に開催されたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選兼AFC U-23選手権リオ五輪最終予選での活躍も記憶に新しい中島翔哉と室屋成が、あす6月12日のJ3第12節「FC東京U-23対藤枝MYFC」戦で、負傷で離脱して以来久々の公式戦メンバー入りを果たす可能性が高いことがわかった。

昨年、特別指定でFC東京に参加したものの出場機会のなかった室屋は、五輪代表のアジア最終予選で大きく成長した姿を見せ、準々決勝の対イラン戦では豊川雄太の決勝ゴールをアシスト。優勝に貢献し、2月8日に東京への正式入団会見をおこなったが、直後の2月11日、練習中に負傷。同19日の手術後に左足ジョーンズ骨折で全治約3カ月と診断され、以後、プレー機会がなかった。もし出場した場合は、これが東京でのプロデビュー戦となる。

中島は4月17日、強風の吹く江東区夢の島競技場でおこなわれたJ3第5節対ガンバ大阪U-23戦で前半28分に右コーナーキックを蹴り林容平のゴールをアシスト、1-1の引き分けでの初勝点獲得に貢献した。しかし4月22日の練習中に負傷。右膝内側側副靭帯損傷で全治約5~6週間と診断され、以降、実戦から離れていた。

最近、リハビリ組でボールを蹴り、同じメニューをこなしていた中島と室屋は、6月9日の練習から全体合流。公式戦復帰が目前となっていた。メンバー入りが即出場を意味するものではないが、過去の傾向からすると、ベンチメンバーは短い時間でも起用されることがほとんど。五輪代表候補のふたりが揃って活躍する姿を観られるかもしれない。
両選手の最新コメントは以下のとおり。

◯中島翔哉の談話

9日が全体合流で、基本的にはもう全部やっています。順調じゃないですかね。不安はないですし、ひとより早い。(強い負荷でのプレーは?) できています。練習試合はまだですけれども、公式戦は自分ができると思ったら、チームと相談してやりたい。やれると思ったらやったほうがいいので。
トゥーロン国際大会は難しい試合でした。最終予選とはメンバーも全然ちがいましたし、かんたんじゃない、というのは観ている自分たちにもわかりました。そういう意味では七曜な大会だったと思います。
(もし復帰したら、そのあとは)攻撃面で、ゴールに向かってちがいを出せる選手になりたい。そういう選手は東京にも日本にも少ないですし、それが自分の特長なので。やっていきたいと思います。

◯室屋成の談話

全体合流は9日からです。思ったよりからだも動きますし、ジョギングを始めてからここまで順調に来ているので、この調子でうまく、実戦まで持っていけたらと思います。
(強い当たりや負荷のかかるターンも大丈夫?)
そうですね、紅白戦に出ましたし、1対1の練習もしているので。(術後に練習を始めた)最初は怖さもあったのですけれど、いまはそういうところもまったくない。すごくいい状態だと思います。
代表の試合は……大雑把には観ています(笑)。観ていたらサッカーがやりたくなってきますね。東京の試合はもちろんホームで観戦しました。サッカーができないときは観る気分ではなかったんですが、もうそんなこともない。東京の試合を観ながら、このなかで自分には何ができるだろうと考えていました。このチームが守備の強さがひとつの特長なので、自分のその基準に持っていかないといけないということプラス、自分の特長である攻撃の部分で、もっとこのチームにアクセントを加えることができたら、いいなと思っています。
まだ試合をしていないので試合勘がどうなっているのかはわからないですけれど、四カ月離れていたので、試合勘やゲーム体力は落ちていると思う。できるだけ早く、一日でも早く、以前のコンディションに戻さないといけない。一日ごとにからだの状態が上がってきていることをひしひしと感じるので、この調子で。無理をして大きなけがをまた負ってしまう事態は避けたいですし、あわてずやっていきたいと思っています。
テグさん(手倉森誠五輪代表監督)ですか? 一度味スタに来たときがあって、そのときは「はよ治せ」と笑っていました(笑)。

 

 

 

 

 

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