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【無料記事/トーキョーワッショイ!UC(下部カテゴリー)】ニュース◆JFLの東京武蔵野シティFC、J3クラブライセンス交付されず(2016/09/20)

J3クラブライセンスの不交付を報告する塩野芳男理事長。

J3クラブライセンスの不交付を報告する塩野芳男理事長。

本日9月20日におこなわれたJリーグ理事会でJ3クラブライセンスの交付/不交付について審議され、東京武蔵野シティFC(以下武蔵野)には2017年度J3クラブライセンスにつき不交付の判定が下った。今夕17時、記者会見で塩野芳男理事長が発表した。

既にJリーグ百年構想クラブとして認定されている武蔵野はJ3クラブライセンスの判定を受ける段階に来ていたが、ホームスタジアムの武蔵野陸上競技場がクラブライセンスの基準を充たさないため、不交付となった。
事由はこのひとつだけだが、
・年間事業収入 1.5億円
・平均入場者数 2000人以上
・JFL年間4位以内かつ百年構想クラブ中上位2位
これら三項目の達成も難しく、すべてに於いて改善の必要がある。

2020年の東京オリンピックまたは2019年ラグビーワールドカップに向けた準備の一環としてスタジアム施設が改善される見込みがあり、来年のJ3クラブライセンスの交付をあらためて申請する時点では武蔵野市と相談のうえ計画書を用意したい意向。2018年のJ3開幕戦までに改善が済んでいればスタジアムに関しては条件を充たすことができる。

資金面については各方面から協力の申し出があるという。
事業収入、観客動員、チーム順位の三項目については、まず予算のベースアップに着手、運営面を整備し、認知度向上のため情報発信を強化したうえで、JFL4位以内に入るために必要なチーム力強化を図る。
(以上)

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