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【有料記事/J3第25節第1報】脚で弾いて危機一髪。ゴールライン近くで失点を防いだ野澤英之、苦戦のなかにも充実のプレー(2016/10/16)

二日間のオフが明けた10月12日からパフォーマンスが良好だった野澤英之。近頃は話す内容もしっかりしてきたと評判だ。0-0で引き分けた本日16日のJ3第25節.vsカターレ富山戦でも前半キックオフから安定したプレーを見せ、ドイスボランチの相方である鈴木喜丈がやや攻撃的に前に出るなら自身は下がり目で最終ラインに目配せをするなど、コントロールタワーとして試合を掌握しようとする姿勢があり、好調を裏付けていた。さらには試合後に話す言葉も前評判どおり。移動のため時間がないなかでも、濃い内容のコメントを残そうと考えていることがよくわかった。
このところJ1の舞台から遠ざかっているものの、野澤の表情はあかるい。
警告の累積でJ3に関しては次節出場停止と知らされても、愛嬌のある苦笑で「さっき聞いて知りました。みんなにがんばってもらって、自分もしっかり小平で練習したいと思います」と、快活だった。

上位チームに19本のシュートを撃たれての引き分け。前線の選手が無得点を悔やむのと対照的に、後衛の選手は無失点に喜びをおぼえていた。野澤もこの試合はボランチ。ゴール前に張り付かされた場面では守備で魅せた。後半42分、富山の左コーナーキックから波状攻撃を受け、ゴールキーパーが一瞬不在となったゴールマウスを、脚一本で守った。
「(コーナーキックをぎりぎりのタイミングで脚で跳ね返しましたが?)あれはそうですね、集中力も切れていなかったですし、

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