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【無料記事/J1_2nd第15節第1報】速報◆ホーム味スタで天敵鹿島に快勝!篠田東京の哲学見えた(2016/10/22)

10月22日、FC東京はJ1セカンドステージ第15節に臨み、味の素スタジアムで鹿島アントラーズと対戦。2-1で勝ち、勝点3を獲得した。河野広貴の相手最終ラインウラへと抜けるプレーで再三チャンスをつくっていた東京は前半14分、中島翔哉のスルーパスに呼応した河野がゴール左にシュート。この先制点にとどまらず、攻守に激しく動いて鹿島を圧倒。後半39分には途中出場の水沼宏太が蹴ったフリーキックのこぼれ球を前田遼一が押し込んで追加点をマーク、スコアを2-0とした。アディショナルタイムに失点して2-1と追い上げられたが、中島翔哉に替えてネイサン バーンズを投入した東京が1点のリードを保ったままタイムアップの笛を聞き、複数ゴールで天敵に対し完勝に近い勝利を挙げた。
鹿島に比べるとコンディションがよさそうでキレのいい東京イレヴン。後方で空いたスペースを狙われれば全員で守り、前線にチャンスができれば次々に加勢し、チームのために貢献しようというハードワークを貫徹。涼しくなってきた気候と良好なコンディションも手伝い、最後までプレーの強度が落ちなかった。
狙えるスペースが空いていれば手数をかけず長いボールを入れ、あるいは勇気を持ってドリブルやランで走り込む積極的な姿勢、激しい球際の攻防も辞さない強さ、前田の追加点に象徴される勝とうとする闘志に、篠田東京の哲学が垣間見えた一戦だった。
(以上)

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