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【有料記事】まるで野戦病院、満身創痍のFC東京~篠田善之監督曰く「もし来週が試合なら、たいへんなことだった」/復帰の阿部拓馬「自分で自分に期待している」(2016/11/16)

“いまいる選手”でトレーニングに励んだFC東京。

“いまいる選手”でトレーニングに励んだFC東京。

阿部拓馬が本日11月16日から全体練習に復帰した。五週間後の天皇杯準々決勝に向け、心強い材料と言えるだろう。
この朗報と対照的に、ここまで試合に出場してきた選手たちが相次いで負傷や体調の問題で離脱し、練習に参加する人数が少なくなっている。天皇杯ラウンド16を前にけがを負ったふたりのうち、東慶悟は元気に復帰しているが、前田遼一は次回のオフ明けまで様子を見る必要がある状況。河野広貴は公式にリリースが出たとおり「左足関節 関節鏡視下フットボーラーズアンクル形成術」の手術を受けて年内のプレーは難しそうだ。そして日本代表に招集されていた丸山祐市はさっそく本日から合流。昨晩、代表戦にフル出場したばかりの森重真人は練習を休んだ。ネイサン バーンズは本日夜に帰京、あす17日の練習は休む予定。羽生直剛は体調を考慮して今週は練習を免除されている。水沼宏太と橋本拳人も膝を傷めていると言う。故障と疲労の蓄積が多くの離脱者を生んでいる。

降格危機から8勝2敗2分、ハードワークを課して戦い抜いてきた代償なのかもしれない。
「みんなからだを傷めたというか、ぎりぎりのところでやっている、ということだと思います」と、篠田善之監督が説明する。
「来週試合だとすればたいへんなことだったな、と思います。(河野)広貴もオペしましたし。広貴は最後、天皇杯(ラウンド16に)無理やり出しましたけど。いろんな事情と、けが人がたくさんいるので、それ(天皇杯準々決勝)までに間に合えばね、出しますけど。広貴は『間に合います』と言ってましたけど、『絶対無理だろう』って言っておきました(苦笑)。で、

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