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【有料記事】佐々木渉「前に絡めるプレーをしたい」(2016/12/08)

2014年9月23日、味の素スタジアム。当時、まだFC東京U-18に所属していた高校三年生の佐々木渉は、J1第25節vs.徳島ヴォルティス戦の後半42分から武藤嘉紀との交替で途中出場し、Jリーグデビューを果たした。周囲との連携でチャンスをつくり、積極的なプレスは渡邉千真が決めたダメ押しの4点めの起点となった。
あの試合後の言葉には初々しさだけではなく、前線の選手としての狙いが込められていた。
「自分が入ってゴール前でスムーズにボールが動いたり、ゴールを決めることだけでなく、周りをうまく動かすことができればと思って臨んだので、自分が出て(渡邉)千真選手がゴールを決めてくれたのは、とてもよかったと思います」

早い段階でプロの試合を経験した佐々木だったが、正式加入後の2015シーズンは疾病により離脱、今シーズンも復帰してはまた離脱の繰り返しで、FC東京U-23でも常時出場というわけにはいかなかった。シーズン終盤に復調、全体練習にも参加するようになってきたなかでの2017シーズンの契約合意には、ようやくスタートラインに立ったという感慨が漂う。
助走をつづける佐々木に、現在の心境を訊いた。

(残り 2015文字/全文: 2508文字)

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