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【有料記事/練習試合第2報】一問一答◆“表紙の男”吉本一謙「小平をみんなが来たいと思える市にしていきたいし、自分が住んでいることを自慢できる街にしていきたい」(2017/03/06)

持ち前の明るさと強い責任感でチームを鼓舞した吉本一謙。

持ち前の明るさと強い責任感でチームを鼓舞した吉本一謙。

貴重な決勝ゴールを祝福される吉本一謙。

貴重な決勝ゴールを祝福される吉本一謙。

◯3月5日の水戸ホーリーホックとの練習試合のあと、吉本一謙との一問一答

――まだエンジンがかかっていなかった序盤は、水戸のプレスがきつく、思いどおりにボールを持てずチャンスをつくれない状態でした。しかし1本めの30分頃から攻勢に転じて逆転勝ち。試合全体を振り返っていかがですか。
吉本一謙 昨日(3月4日、J1第2節、FC東京vs.大宮アルディージャ)もそうですけど、前から(プレッシングに)来るチームは、いまはけっこうあると思うんです。(いままで)そういうチームを相手にしたときには、なかなか自分たちのリズムをつくれなかった。その傾向があるなかで、昨日はあそこ(相手のプレッシャーが厳しい時間帯)で堪えて(失点)ゼロで試合を進められたからああいう勝利になったと思うけど、きょうはそこを堪えられなくかった。すごく反省しなければいけないことだと思います。そこはすなおに反省したい。
でも、先制点を獲られるとなかなか逆転するのは難しいけど、前半(阿部)拓馬が獲ってくれて、もとに戻すことができた。それに昨日もですけど、後半はよくなる。前半に(優勢のプレーを)つくれなかったとしても自分たちの時間帯は絶対に来るので、そこで(逆転ゴールを決めて)しっかり勝つことができてよかったです。

――その決勝ゴール、打点の高いヘディングでした。いわゆる「どんぴしゃ」でタイミングよくジャンプの頂点で決めましたね。
吉本一謙 全然決める気ない……って言ったらあれですけど(笑)、決める気はあったけど、どちらかと言ったらヤマちゃん(山田将之)のほうがヘディングが強いから、ヤマちゃんのマークをブロックして、ヤマちゃんに点を獲らせるイメージで自分は入っていったんです。そこにうまくボールが来たというか、来たから当てたっていうか(笑)。
いちばん強いヤマちゃんに獲らせようと思っていたけど、うまく自分のところに来たから。まあ、入ってよかったですね。いつも上行っちゃうから、おれ。クリアのヘディングになっちゃうんで。珍しく入ってよかったです。

――練習試合なのでスコアや勝敗に必ずしもこだわらなくともいいのかもしれませんが、しかし勝ち癖をつけていままでとちがったチームにするためにはやはり勝利が欲しいはず。その意味では、勝利で終わることができてよかったのでは?
吉本一謙 勝つことは大事だし、昨日(4日)も勝っている。やっぱり、それに自分たちがついていかなきゃいけない。だからこの練習試合でも、しっかり勝って上のひとに離されないようにと、みんな意識してやっているし、離されないようにやっていたらみんなにチャンスが来ると思う。もしそうなれば、そのときに結果を出すだけ。
きょうの反省点はいっぱいあります。トップチームもそうですけど、

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