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【無料記事】廣末陸にJ3出場の可能性が浮上(2017/03/22)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップ&第95回全国高等学校サッカー選手権大会制覇の廣末陸。いよいよJ3デビューなるか?

大久保択生(写真左)にも出場の可能性があるとはいうが……。

今週末3月25日、味の素フィールド西が丘で開催されるJ3第3節FC東京U-23vs.SC相模原戦に、廣末陸が先発出場する可能性が高まっていることがわかった。前節に出場した波多野豪はU-20日本代表遠征で不在。今シーズンは日程面の問題も鑑み、ここまで開幕からしばらくのあいだ、トップチームとU-23のメンバーを分けて運用してきていることから、若手の廣末にチャンスがめぐってくるかもしれない。

廣末は昨年、高校総体でベスト4に入り、高校選手権と高円宮杯チャンピオンシップを制した青森山田高校の正ゴールキーパー。果敢にラインを上げさせ、精度の高い高速長距離フィードで攻撃を牽引する姿が強く印象に残る高校サッカーのヒーローだが、日本代表の林彰洋をはじめとする分厚い壁を崩すことは容易ではなく、ここまで公式戦出場がなかった。もし出場すれば、またとないアピールの機会となるだろう。

奇しくも対する相模原には、往年の高校サッカーを沸かせた川口能活がいる。清水市立商業高校に所属していた川口も廣末同様、3年生のときに高校選手権優勝を果たしている。鹿児島実業高校、国見高校といった強豪を撃破しての日本一だった。小柄で反射神経が鋭い廣末のプレースタイルは、一世代前のヒーロー、川口を思い起こさせるものがある。両者の対戦は実現するのか、注目だ。

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