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【有料記事/J3第3節】OAなし! 廣末陸が初先発のFC東京U-23、完封で待望の今シーズン初勝利! 小林幹の1点を守り抜く◆レポート+コメント(2017/03/25)

3月25日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第3節に臨み、SC相模原を相手に1-0の勝利を収めた。開幕から2連敗していたFC東京U-23にとっては今シーズンの初勝利。

「苦しい時間帯が多かった。パワー、高さ、スピードに圧されてなかなかサッカーをさせてもらえなかった」
こう中村忠監督が言うように、相模原はおとなの力で若い東京を圧倒した。しかしチャンスが増えたセカンドハーフ序盤の時間帯、後半13分に試合が動く。小川諒也のクロスから、最後は小林幹が決めて東京が先制。終盤は相模原が徹底したロングボール攻勢を仕掛けてきたが、その多くの跳ね返し、小林幹のJ3初ゴールを守りきって待望の勝点3を獲得した。
殊勲の小林幹は、得点機の前にも似たようなシーンがあったときにタッチがひとつ多く相手に差を詰められてしまったことへの反省から「次はダイレクトで撃とうと心がけた」と、ゴールの秘密を証言。試合中の修正能力が貴重なゴールを生み、東京に勝利をもたらした。
また初先発の廣末陸は、「(青森山田高校のときは)囲まれていやだったが、味方にするとこんなにも頼もしいのかと思った」と、熱狂的な応援で若いチームを後押しした東京のファン、サポーターに感謝を捧げていた。
FC東京U-23は次節、4月2日、江東区夢の島競技場で鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。

◯廣末陸の談話

(シャーは)最初、何がなんだかわからなくて。なんで、すごい声で「うおー」と言っているんだろうと。誰かに言われて気づいたんですよ。正直、申し訳なさが半分あって。きょうは(小林)幹が点を獲ったので、幹がやるんだろうと思っていたんですが、ご配慮いただいて。やらせていただきました。
なかなかうまくいかない時期がつづいていたんですけど、それでも応援してくれているひとたちがいてほんとうに心強かった。これを力に変えてまたがんばっていきたいと思います。
ホームの西が丘という観客と選手が近い距離のスタジアムで試合ができてうれしかったですし、なによりチームの流れを変えられたのがよかったと思います。
(現在の序列は)覚悟はしていましたし、

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