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【有料記事】東京の10番いよいよ出陣か。梶山陽平、ボランチ戦線に復帰「うまくつくってチャンスのときは上がっていく」「前線にどんどんボールを入れて前を向かせる」(2017/03/30)

梶山陽平、田邉草民、平川怜が同一画面に収まるボランチ勢は壮観。

もともとキャンプでは好調だった梶山。コンディションが上がれば強力な司令塔になる。

チームを支える橋本拳人の激しさは変わらず、頼もしい。

ルヴァンカップそして多摩川クラシコと、好調な田邉。これを持続できれば定位置確保も視野に入ってくる。

髙萩洋次郎が負傷で離脱し、風雲急を告げるなか、いよいよこの男が味スタのピッチに姿をあらわすかもしれない。「実戦に出場する見通しは?」と訊ねると、梶山陽平は次のように答えた。
「いちおう今週から(全体練習に)入っているので(ありうる)。でもフルで、とかは考えていない。少しずつ(プレー)時間も伸びていったり、絡んでいけたりすると思う。いつチャンスが来てもいいように準備して、コンディションを上げていきたいと思います」

もし週末のJ1第5節vs.サガン鳥栖戦に出場するとなれば、マッシモ フィッカデンティ監督、ブルーノ コンカコーチ、権田修一と対峙することになる。権田とは2010年のJ1第16節vs.アルビレックス新潟戦後にピッチ上で口論となり、同じユース出身の椋原健太(現セレッソ大阪)が仲裁に入るという熱いひと幕もあったが、はたして決定機でのマッチアップはありうるのか。
「まあ、権ちゃんも気合が入っているだろうし。でも、東京はひとつずつ勝っていくだけ。いい準備をして臨み、しっかりと結果を残したい」

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序盤戦の躍進を支えていた髙萩の離脱は言うまでもなく一大事だ。しかし篠田善之監督の表情に曇ったところはなく、髙萩を気遣った。
「チームにとっても痛いですし、本人にとっても代表に呼ばれてけがで戻ってきてしまったことはつらいだろうけれど、しっかり治して早く戻ってきてほしい」

「(髙萩)洋次郎のぶんまで戦いたい」という篠田監督に、梶山が戻ってきたことについて訊ねると、かなりいい状態を維持していることが口を衝いて出た。
「カジ(梶山陽平)は先週の末くらいから少しずつ入り、今週に全体合流して。まだゲームはやっていないので、どういうリバウンドが来るかちょっとわからないですけど、

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