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【有料記事/J3第4節第1報】レポート◆多くの時間帯を支配するもミスで失点を重ねて惜敗。主力となりつつある久保建英は当面J3をベースに出場予定であることが判明(2017/04/03)

4月2日、FC東京U-23は江東区夢の島競技場でJ3第4節に臨み、鹿児島ユナイテッドFCに1-2で敗れた。

鹿児島の三浦泰年監督が「試合前にFC東京のメンバー表を見て昨日のJ1リーグの控えが入っているとわかり、対応力、適応能力が試される難しい試合になると思っていました」と語ったように、FC東京U-23は戦前の予想を覆し、前田遼一、梶山陽平、吉本一謙、大久保択生と各ポジションにオーバーエイジ(OA)を投入して必勝体制で臨んだ。しかし鹿児島はセカンドハーフにリズムを掴み、元FC東京の松下年宏の鹿児島での初ゴールと藤本憲明のPKで後半28分までに0-2とリード。後半30分には小川諒也の左サイドからのフリーキックをファーサイドの右で小林幹が決める2試合連続ゴールで東京が追いすがり、三浦監督はこの試合運びを反省点としていたが、東京はそれ以上ゴールを挙げられず1-2のまま試合を終え、1勝3敗の黒星先行という結果に終わってしまった。後半38分には久保建英が4人を剥がしつつ右足でシュートを撃ったがこれは相手選手に当たり右サイドネットの外側を揺らすにとどまった。

全体的には個の質が高い東京がゲームを支配していたが、要所でミス。1失点めは右サイド前線でのプレッシングでボールを奪った鹿児島がつなぎ最後は松下がシュート、これが滑り込んだディフェンスふたりに当たるようにして軌道がイレギュラーなものとなり、大久保(択)の予測を外すかたちとなったもの。2失点めはスピードを長所とする山田将之が獲りに行けると信じて相手のフォワード藤本に突撃したもののペナルティボックス内でのファウルを獲られてPK判定、痛恨のゴールを許した。

東京の中村忠監督は「チームとしてまだまだ弱い部分、自分たちのミスから失点してしまったという部分に関しては、

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