【有料記事/J1第6節第3報】Review◆再びひとつになれるか否か(2017/04/10)
J1第4節の翌週、篠田善之監督は「この先も何が起こるかわからない」と言い、気を引き締めていた。ガンバ大阪に敗れたあとにルヴァンカップと多摩川クラシコ、大勝が2試合つづいたものの、年間を通じてのリーグ戦がそう楽なものではなく、チームも決して完成したわけではないと悟っていたのだろう。中断期間を経て臨んだJ1第5節ではサガン鳥栖を相手に試合をひっくり返すところまではよかったが、最後は同点に追いつかれた。その反省も含め、コンサドーレ札幌への対策を徹底したにもかかわらず、第6節では相手に得意のかたちを実践されて敗れた。FC東京も味の素スタジアムでは負け知らずだが、札幌も札幌ドームでは不敗だ。その実績を乗り越えるだけの強さがなかったということなのだろう。
「謙虚に戦っていかないといけない」「自分たちがどういう立場なのかというのをもう一度考えながら一週間、準備しないといけない」という森重真人の言葉に尽きる。
過去の東京に謙虚さや用心深さがなかったわけではない。
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