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【無料記事】FC東京U-18、クラブユース関東大会制覇なるか(2017/06/10)

FC東京U-18はあす6月11日、茨城県鹿嶋市の新日鐵住金グラウンドで第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会決勝に臨み、川崎フロンターレU-18と対戦する。今週末はJ1とJ3の公式戦がなく、FC東京U-18は現時点での最強メンバーを組むことも可能。関東王者をめざし、決戦の地へと赴く。

◯ここまでの勝ち上がり

1回戦から準決勝までの4試合はすべて東京ガス武蔵野苑多目的グランド。U-20ワールドカップ期間中であり、かつJ3と開催が重なった5月21日の初戦は、岡庭愁人、坂口祥尉、大本竜司、平川怜、久保建英、原大智、小林幹、長谷川光基を欠きながら12-0でNPO法人杉並ソシオフットボールクラブU-18を下した。
6日後の5月27日に開催された2回戦は翌日のJ3を考慮しつつ、高瀬和楠、大本、岡庭、坂口、小林幹を45分ずつ起用。ザスパクサツ群馬U-18を相手に10-0の勝利を収め、クラブユース全国大会への進出を決めた。
準々決勝と準決勝は6月3日と4日の連戦。J3第11節と同日開催となった3日は坂口がU-18のメンバーに入り、柏レイソルU-18に1-0で勝利。翌4日はJ3メンバーも参加、久保、岡庭、平川、小林幹も出場し、やはり1-0で浦和レッドダイヤモンズユースに勝って決勝進出を決めている。

◯決勝の見どころ

準々決勝と準決勝の3得点すべてを叩き出している大曽根広汰など川崎フロンターレU-18の攻撃陣が気になるところ。東京は前線から連動した守備が持ち味だが、攻め込まれる場面でもセンターバックの篠原新汰と草住晃之介がからだを張って守り、守護神の高瀬が冷静かつ危険を予測した飛び出しでゴール前を制圧、ここまでの4試合すべてで完封勝利を挙げている。対する川崎は2回戦と準々決勝で1失点を喫しているだけに、つけいる隙はある。J3メンバーも出場するなら、準決勝のように途中交替(後半開始から平川、後半15分から久保を投入)でリズムを変えることもできる。焦らずとも90分間で1点を奪えれば勝機はある。
J3第10節のvs.ギラヴァンツ北九州戦でプロのピッチを経験した高瀬を筆頭に全員がゴールを死守し、全試合無失点で大会を終え、プレミア第6節以降の中盤戦とクラブユース全国大会に向けて弾みをつけることができるだろうか。
なお、試合会場である新日鐵住金グラウンドについて、本日10日、クラブ公式サイト上で「断水・停電のため自動販売機等が使えない恐れがあります」という情報が開示された。念のため、飲料水等を持参して観戦したい。
キックオフは13時。FC東京U-18が関東王座を競う瞬間を見届けよう。

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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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