青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【無料記事/天皇杯2回戦第2報】東京、5年ぶりの天皇杯初戦敗退(2017/06/22)

◯2012年の第92回大会で横河武蔵野FCに敗れて以来の初戦敗退

6月21日、FC東京は味の素スタジアムでAC長野パルセイロとの天皇杯2回戦に臨み、120分間戦って1-1の引き分け。延長戦後のPK方式で決着をつけることになり、4-5で敗れ、3回戦進出を逃した。東京が初戦で姿を消すのは、横河武蔵野FCに敗れた2012年の第92回大会以来5年ぶりの出来事。
3バックを敷いてきた長野に立ち上がりから圧されてペースを掴めなかった東京は前半31分、長野の9番塩沢勝吾にきわどいシュートを撃たれ、間一髪大久保択生がはじき出してからようやくエンジンがかかる。前半33分、田邉草民がドリブルで運び自らシュートを撃つが長野ゴールキーパー武田大に止められ得点ならず。その後もゴールを狙うが仕留めきれなかった。
後半開始直後も長野に押し込まれた東京は中島翔哉の投入で活性化、その中島が後半19分に前田遼一からの絶妙なクロスに合わせて待望の先制点を挙げるが、その後の決定機をものにできず、迎えた後半42分、長野のディフェンダー内野貴志に左コーナーキックをヘディングで決められ、1-1の同点となる。
90分間にかぎってはシュート数は東京11対長野9でほぼ互角。途中、4バックに切り換えていた長野が、延長戦30分間は判断ミスによる失点の可能性を考慮した布陣変更で再び3バックに戻し、長野が守りに徹したためにシュート数が東京10対長野1という結果になった。この30分間も長野が粘り強く跳ね返し、あるいは自陣からボールを遠ざけてタイムアップまで守りきった。
PK方式では長野ゴールキーパー武田が1本を止め、東京が4-5で敗れた。

———–
■後藤勝渾身の一撃、フットボールを主題とした近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(装画:シャン・ジャン、挿画:高田桂)カンゼンより発売中!
◆書評
http://thurinus.exblog.jp/21938532/
「近未来の東京を舞台にしたサッカー小説・・・ですが、かなり意欲的なSF作品としても鑑賞に耐える作品です」
http://goo.gl/XlssTg
「クラブ経営から監督目線の戦術論、ピッチレベルで起こる試合の描写までフットボールの醍醐味を余すことなく盛り込んだ近未来フットボール・フィクション。サイドストーリとしての群青叶の恋の展開もお楽しみ」
———–

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」とは

 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」について

『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンは平均して週4回の更新をめざしています。公開されるコンテンツは次のとおりです。

主なコンテンツ

●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
●新東京書簡 かつての専門紙での連載記事をルーツに持つ、ライター海江田哲朗と後藤勝のリレーコラムです。独特の何かが生まれてきます

そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

■過去1週間の記事一覧

○4/19
○4/17
○4/16
○4/15
○4/14
○4/13

 

◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

ご購読方法

3STEPで簡単登録!

  1. お客様情報のご登録

    まずは簡単無料登録!
    必要な情報はメールアドレスだけ!

  2. コンテンツ、決済方法の選択

    豊富なお支払い方法! クレジットカード、キャリア決済も対応!

  3. コンテンツの購読完了!

    お手続き完了後、コンテンツ内の有料記事がすぐに全て読める!

無料会員登録

支払い方法ごとの詳細

各お支払い方法ごとに、詳しいお申し込み方法と閲覧期間の説明ページをご用意しました。下記リンクから、お進みください。

タグマ!とは

スポーツ、カルチャー、エンタメ。好きなジャンルをとことん読めるWEBマガジン

Push7リアルタイム更新通知に対応!記事更新をお手元の端末へダイレクト通知。気になる話題がいち早く!

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ