【無料記事】ニュース◆FC東京U-18が出場するクラ選決勝、あす8月2日18時に西が丘でキックオフ(2017/08/01)
あす8月2日18時、FC東京U-18は味の素フィールド西が丘で第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝に臨み、準決勝でモンテディオ山形ユースを倒した浦和レッドダイヤモンズユースと対戦する。
準決勝で2ゴールの原大智は「勢いがあって怖いチーム」と警戒しながらも、難敵の川崎フロンターレU-18を倒した自信を糧に立ち向かうつもりだ。
「ここまで来たら絶対に点を入れられるようにがんばりたい。そして守備の面でもしっかりチームに貢献していきたいと思います」(原)
佐藤一樹監督も浦和をリスペクトしている。
「(浦和は)力強く、個の力がほんとうにすごいチームだと思います。ぼくらはいろいろな相手とここまで試合をさせていただくなかで、からだが強いチームとも対戦すれば、きょうのフロンターレのように戦術のチームとも対戦し、その都度勉強させていただいている。学ぶスタンスで取り組んでいますから、次はレッズさんに胸を借りるつもりで、しっかりと自分たちにできる準備だけをして、いろいろなことは考えず、純粋に、そのゲームにすべてのエネルギーを注いでいきたい」
しかし自分たちの特長を考えれば勝算はある。
「毎年、(このクラ選では)監督としていいゲームを見させていただいていますけれども、特にことしのチームは加えて真面目さ、堅実さといったものがありますから、主体性をもって自分たちで構築できるところ、ストロングポイントを出して、躍動してほしいと思います」
積極的にプレッシャーを仕掛ける守備、構えたときの冷静で実直な守備、そして思いきり仕掛ける攻撃。これらが合わさったとき、東京は均衡を破ることができる。
懸案は準決勝で負傷した坂口祥尉が守っていた左サイドバックだ。
「どうしようかな」
佐藤監督は苦笑い。
準決勝の終盤に登場、J3の経験のある草住晃之介か。それとも「きょうのように、そつなくどのポジションもこなす職人」と佐藤監督が語る荒川滉貴か。
変幻自在の策を持つ浦和の大槻毅監督に負けじと、佐藤監督は策を練っているにちがいない。決勝も熱い戦いになりそうだ。
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