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【無料記事/J1第23節第1報】速報◆悔しい敗戦。終始アグレッシヴにゴールを狙うも1点差を覆せず(2017/08/19)

◯埼スタで14年ぶりの浦和撃破はならず◯埼スタで14年ぶりの浦和撃破はならず

8月19日、FC東京は埼玉スタジアム2◯◯2で浦和レッズとのJ1第23節に臨み、2-1で敗れた。興梠慎三のゴールで先制され、橋本拳人のゴールで1-1に追いつくも、前半のうちに再び興梠に得点を許し、1点を先行される。東京はピーター ウタカ、永井謙佑、中島翔哉を次々に投入して同点ゴールを狙いチャンスをつくったが2点めを奪うことができなかった。

 

◯試合経過

8月19日夕は首都圏が悪天候に見舞われ、埼玉スタジアム2◯◯2の試合は雷を避けるため、19時3分の開始予定から57分遅れて20時にキックオフ。浦和レッズはマウリシオを3バックの中央に置く3-4-2-1。FC東京は左インサイドハーフに米本拓司を据えた3-1-4-2で試合を始めた。
序盤は一進一退。スコアが動いたのは前半17分。右ウイングバックの駒井善成が李忠成とのワンツーから抜け出してクロスを送ると、これを武藤雄樹が落とし、興梠慎三が右足で強烈なダイレクトボレーシュート。東京ゴールキーパー大久保択生はすかさず反応し、手に当てるもののボールは無情にもゴール右隅にイン。ホームの浦和が先制する。しかし東京は22分、大久保嘉人の浮き球パスを右ウイングバックの室屋成がダイレクトで折り返し、これをゴール左側ファーサイドに詰めていた橋本拳人が決めてすぐさま1-1の同点に追いつく。なおもアグレッシヴな姿勢を見せる東京だが、一瞬の隙を衝かれ、中央からワンツー気味に攻め込まれる。興梠が柏木陽介とのパス交換から前へ。ボールはこの間、李忠成、武藤とつながり、最後はタテに出たボールを興梠が叩きつけるようにしてシュート。鋭いバウンドのボールに択生は触れることができず、2点めを許してしまう。東京はなんとか追いつこうと、徳永悠平が起点となった攻撃のターンで前田遼一がゴールマウスに対して右斜め手前から左足シュート、さらにそのこぼれに前田が再びシュートと気概を示すが、得点が決まらない。浦和は40分、ゴール正面で直接フリーキックのチャンス。これを槙野智章が右足で蹴るが、ゴール右に飛んだボールは択生が横に弾いて事なきを得た。追う東京は42分、左コーナーキックのチャンス。丸山祐市のヘディングシュートはゴール右に逸れていき、45分間が過ぎるまでに追いつくことはできなかった。
東京はセカンドハーフの開始から前田遼一に替えてピーター ウタカを送り込む。後半5分、槙野智章が中央からのミドルシュート。これが左に逸れたあと、傷んでピッチの外に出ていた室屋に替わって永井謙佑がイン。再び東京の攻撃が活性化する。さらに東京は17分、米本に替えて中島翔哉を送り込み、インサイドハーフの位置からゴール方向へのドリブルを狙わせる。この超攻撃的な布陣から中島のシュート、太田の左コーナーキックのチャンスが生まれ、その流れから浦和にカウンターを喰らうが、この23分のピンチも武藤のシュートを択生が弾き、戦意を失わない。25分には橋本が右足シュート。これは惜しくも左に逸れた。終盤には中島が右ポストに当てる惜しい一撃もあったが結局2点めを獲れず、東京は2-1で敗戦。ことしも埼スタで勝つことができていない。

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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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