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【名古屋vs山形】レポート:攻守で名古屋を圧倒したモンテディオ。だからこそ勝たなければいけなかった。(2989文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第14節
5月30日(土)名古屋0-0山形(14:04KICK OFF/豊田ス/13,662人)
※公式記録(山形公式)
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モンテディオが仙台とみちのくダービーで戦ったナビスコカップ6節は名古屋が休節。中6日と余裕があったのに対して、モンテディオは中2日となった。
ただ、ダービーでのターンオーバーの成果もあって、連戦となったのは宮阪と山岸のみ。宮阪の出場は松岡が試合前日に負傷して遠征に帯同しなかったためだが、當間がリーグ戦に復帰した事で、舩津の連戦は避ける事ができ、負担は最小限に留められた。

一方の名古屋は中盤の要ダニルソンの負傷と磯村亮太の出場停止のため、ボランチには矢田旭と小川佳純という攻撃的なMF二人がボランチで組む。川又堅碁とノヴァコヴィッチのツートップの組み合わせでスタートするのも珍しく、西野監督の中では賭けに出る部分もあったのではないだろうか。

気温30.4度、2時という厳しい条件でキックオフを迎えた試合は、暑さの中での試合らしく序盤からスローペース。モンテディオも序盤からフルスロットルでボールを奪うに行くというわけではなく、ある程度の高さにラインを保ちながら、じっくりとじっくりと前線から相手を追い詰めていく。

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