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【トピックス】6時間で200食!石﨑監督がお好み焼きを販売!

お好み焼きをひっくり返す石﨑監督。慣れた手つきでほとんどこぼさず綺麗に返していた。

お好み焼きをひっくり返す石﨑監督。慣れた手つきでほとんどこぼさず綺麗に返していた。


8月2日(日)に行われた、モンテディオ山形ファン感謝デー。最大の目玉イベントの一つが、広島県出身の石﨑信弘監督自らが焼く「広島のお好み焼き」の販売だ。開幕前のキャンプ中にBBQを行った時は、石﨑監督は選手やスタッフ達にこのお好み焼きを振る舞っており、選手達の評判もかなり高い逸品である。
他クラブのファン感でもサポーターの元にこのお好み焼きを届けている石﨑監督は、5年ぶりとなるモンテディオ山形のファン感でも、モンテディオサポーターのために腕を振るってくれた。

10時の予定を1時間早め、9時からお好み焼きの準備がスタート。高橋健二コーチと笹原義巳GKコーチの二人がサポートに入り、高橋コーチは石﨑監督の隣で豚肉を乗せたり卵を渡したりと石﨑監督の補助、笹原GKコーチはお好み焼きの販売を担当したが、へらは石﨑監督が持ち続け、焼いたりひっくり返したりする工程は監督自らが行っていた。

石﨑監督の焼く広島のお好み焼きは、「普通のお好み焼きじゃよ」というベーシックなもの。おたまで広げた生地の上に、焼きそば、キャベツ、もやし、豚肉を順に山盛りで乗せ、その上に生地をかけてひっくり返す。さらにへらで押し潰してから、玉子焼きを別に焼いてその上に乗せ、最後にもう一度ひっくり返して半分に割るといった工程だ。
手つきも流石に慣れたもので、躊躇なくお好み焼きをひっくり返すなど、素人には難しそうな作業を流れるようにこなしていた。

体育館でのイベント中も、メインイベントが終わってからも延々と焼き続け、時間は15時。これだけの時間焼き続けていることもあって、石﨑監督も疲れた表情を隠しきれなかったが、最後は女性サポーターの「ノブリン頑張れ」という声援を受けながら、予定されていた200食を6時間かけて全て焼ききった。
充実した顔ぶりの石﨑監督は「無事に焼き終えてホッとした。焼くのに集中してたからファンとはなかなか交流できなかったけど、皆さんの力も必要なので、スタジアムにも足を運んでください」と話していた。

メイン会場のイベントには一度も顔を出せず、サポーターにもほとんど声をかけることができなかったが、石﨑監督はお好み焼きで日頃の感謝の気持ちを伝えていた。

(写真・文:嶋守生)

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