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【山形vs和歌山】レポート:鈴木翼の“恩返しアシスト”で延長の末の辛勝。底上げの証明はおあずけに。

■第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦
8月27日(土)山形 2-1 和歌山(18:00KICK OFF/NDスタ/2,095人)
得点者:22’ディエゴ(山形)、55’白方淳也(和歌山)118’林陵平(山形)
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Jのチームにとって、カテゴリーにして二つ下、三つ下のチームと対戦する天皇杯の初戦が難しいのは歴史が物語っているとおりだが、今年のモンテディオもまた、関西1部リーグのアルテリーヴォ和歌山に苦しめられた。90分では決着をつけることができず、延長後半終了間際の林のゴールでやっと振り切った。

リーグ戦から1週間空いてはいたが、「チームの底上げのため」(石﨑監督)、メンバーを入れ替えて臨んだ天皇杯1回戦。ゴールマウスには富居が立ったほか、荒堀、栗山、高木など最近のリーグ戦では先発から遠ざかっている「準レギュラー」たちがピッチに送り出された。迎えるは和歌山県代表・アルテリーヴォ和歌山。選手全員がサッカー以外に仕事を持ってプレーしているチームだ。左サイドバックを務めるのはモンテディオ山形ジュニアユース庄内からユースを経てトップチーム入り(2013-14)した鈴木翼である。

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