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【C大阪vs山形】レポート:足りなかったものを埋めて、次へ。

■2016明治安田生命J2リーグ 第37節
10月16(日)C大阪 2-2 山形(14:00KICK OFF/金鳥スタ/10,025人)
得点者:45’+1玉田圭司(C大阪)61’大黒将志(山形)76’大黒将志(山形)90’+4山村和也(C大阪)
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あと1分、守りきることができれば、持ち帰れたはずの勝点3。最後の時間帯は無理に攻めにいっていたわけでもなく、ボールを保持しながら時計の針を進めようという意志統一はできていた。それでも、足りないものがあった。2ゴールをあげ、90分でベンチに下がった大黒が苦言を呈する。

「(ゴール前の)混戦からこぼれてくることは必ずある。後ろも体を張っているのだから、あそこはついていかないと。ラストの何秒かの話。すごくもったいない。今シーズンはそういうことが多いし、それがこういう順位につながっている」

澤上にボールが入り、ディフェンスが集まった混戦の中から、後ろにこぼれる可能性に備えて中盤の選手が詰めておかなければならなかった。結果として山村が先にこぼれ球に反応し、フリーでシュートを打たれてしまった。「僕たちが1点リードしてから、向こうの圧力がむちゃくちゃ強くなった」と松岡が言うように、喉から手が出るほど勝点3が欲しかったのはC大阪も同じ。だが、その最後の必死さで上回られてしまったのがなんとも悔しい。そんなドローだった。

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