【Football bless you】梅鉢貴秀 まだ見ぬ頂、孤高の登山家
在籍期間が長くても短くても、試合に出ていて出られなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、ともにモンテディオの歴史を創った仲間であり、この先どこへ行こうと大切な存在でもある。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになったそうした選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出すオフシーズン限定企画。(不定期更新)
梅鉢貴秀 まだ見ぬ頂、孤高の登山家
メディアやサポーターとの「初顔合わせ」となる新加入選手記者会見。手短にコメントする選手が多いなか、この選手だけは流暢に自分の思いを語った。
「この入団会見を見ても、これだけ多くのメディアの方々、ファンの方々、集まっていただいたところを見ると、やはりモンテディオというチームが地域と密着して進んできたんだということがよくわかりますし、あらためて、僕たちが活躍すればこの地域を盛り上げられる、そう思います」
プライベートで楽しみにしていることを聞かれた際には、こう答えた。
「僕は月山に登りたいです。練習場から見える山もきれいなので、山登りしたいなと。それだけの余裕があればですけど(笑)」
事前に情報を仕入れたうえで、さくらんぼや温泉、肉など定番の答えを用意する選手が多いなか、具体的な山の名前に言及した選手はおそらく史上初。常勝チーム・鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入する若手ボランチへの期待は、この饒舌なコメントでさらに高まった。
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