Dio-maga(ディオマガ)

【嶋コラム】木山流、竹を割ったような怒り方

「ダメ、ダメ、ダメダメダメ」

今年とはいかなくとも、今月くらいならモンテディオ山形界隈での流行語大賞になりそうな、東京ヴェルディ戦後に木山監督が使ったフレーズ。立ち上がりから自分たちでミスを連発させてピンチを招いていた、0点に近いとまで言った前半を表現したものですが、木山監督もヴェルディ戦のハーフタイムにはさすがに大きな喝を入れたそうです。

Jリーグの初采配となった08年の開幕戦で審判に激高して退場処分を受けたこともある木山監督は、今こそ温厚な面も覗かせているものの、「本当は怒ると怖い」「怒ると関西弁になる」という噂も聞こえています。実際のロッカールームの温度はどれくらいだったのでしょうか。
ヴェルディ戦後のオフ明けに木山監督に話を聞いてみると、「実際は震度3くらいだったと思いますよ」と振り返り、「あの時は頭に来ていたけど、映像を見返すとヴェルディも良くなかった」と冷静に分析。「前半は頭にくるような出来だったけど、逆に言えば彼らはそれを結果に変えることができたから良かった。もちろんラッキーもあったけどそう思っている」と前向きに捉えているようでした。

選手への喝について木山監督は、指導者のキャリアを積み重ねるにつれて、次第にキレることは減ったといいます。「まだ経験も浅くて、チームの状況を良くする術も知らない時期はそうだったと思います。色んなことを経験して大人になったんでしょうね。水戸の頃には改善傾向にあったんじゃないですか?そこは真史(大和田コーチ)に聞けば一番わかるんじゃないかな。アイツは3年間キレられまくった奴だから」

当時の監督の様子は当時の選手に。08年から10年までの3年間、木山監督のもとで選手としてプレーしていた大和田コーチに当時の木山監督の怒り方について聞いてみました。

(残り 959文字/全文: 1707文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ