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【山形vs松本】プレビュー:満身創痍のモンテディオ。ピンチをチャンスに変えられるか。

■2017明治安田生命J2リーグ第14節
5月17日(水)山形vs松本(19:00KICK OFF/NDスタ)
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岡山戦愛媛戦とアウェイで2敗したあと、ホームの水戸戦名古屋戦でスコアレスドロー、そして前節アウェイ金沢戦で引き分け。モンテディオ山形はここ5試合勝利から遠ざかり苦しんでいる。名古屋戦でも攻守に手応えあるサッカーを演じ、金沢戦も勝つチャンスはあったが、勝点3を奪いきれなかった。

その金沢戦は前半に主導権を握り続けながらも、17分の中山のヘディングを白井に好セーブされるなど、先制するチャンスで決めきれず、逆に先制される苦しい展開になった。そこから追いついたことは好材料だが、後半にビルドアップから縦パスが入る段階での単調さも目立っていた。「ただ入れるだけでは相手も怖くない。2人目3人目が関わってこないとなかなか崩せない。誰かが出ていって誰かが引いてくるとか、付けたところに違う選手がサポートにいくとか、1人2人の関係だけではなくやることが大事」(高木利弥)と複数が絡んで崩す攻撃のバリエーションは課題として取り組んでいる。
現状、主力選手の負傷による離脱が多いことを考えれば、攻撃も守備も改善の足並みは決して順調ではなく、シーズンを通してみれば我慢の時期になっている。

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