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【嶋コラム】広がりと繋がりを感じたモンテディオ山形アカデミー

モンテディオ山形ユースが第3位という大きな結果を残した今年のクラブユース選手権は、例年と比べても大きな反響を呼ぶ大会となりました。
グループリーグの突破とクラブ初のラウンド16突破となる福岡戦勝利あたりから注目度が一気に高くなり、準々決勝鹿島ユース戦の勝利で、モンテディオ山形の中でも特に大きなトピックスに急浮上。私も広報に打診した結果、鹿島ユース戦のあとに準々決勝の群馬から準決勝が行われる味の素フィールド西が丘に直接乗り込むことになり、さらにはモンテディオ山形の広報が現地対応したり、山形からYTSが取材に来たりとグループリーグ時とは違う反応もありました。
惜しむらくは南東北総体と日程が重なって地元メディアや東北のスポーツ紙が直接取材に来れなかったことですが、クラブからの写真提供もあって写真と結果は掲載されたところが多かったようですね。

さて、今回躍進したこのモンテディオ山形ユースですが、発足したのは何年かご存知ですか?トップチームがJ2リーグに参入する前年の1998年で、初代監督は元モンテディオ山形コーチの手倉森浩さん、今年で20年目になるんですね。
翌年に控えたJリーグへの参入条件にユースチーム保有があったことから発足したチームとも言えますが、当時のユースチームのサッカーレベルは決して高いものではなかったようです。

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