山梨フットボール

【無料記事 4月27日の練習場から】普通にやって勝点が取れる相手ではない。神戸戦に向けて高まる、高める、集中力と注意力。

【4月27日の練習場から】

前日の4月26日はルヴァンカップ第3節で神戸が田中順也のレギュラー取りのアピールとなる2ゴールと19歳の中坂勇哉の2ゴール・1アシストで広島に4-1で勝利。4月30日のJ1第9節の神戸戦に向けてプレビューでもいろいろ考えることはあるが、山本英臣、新井涼平、ウイルソン、河田晃兵らを欠く中、畑尾大翔、新里亮らピッチで戦うメンバーにエールを送りたくなる27日の練習。吉田達磨監督は紅白戦形式の戦術確認だけでなく、練習の最初から神戸戦を意識したコーチングで高い集中力や注意力を要求。今必要なものが何なのかが見つかりそうな練習だった。

神戸のプレッシャーを意識した、「相手が来るぞ、がぶってくるぞ」などのコーチングで試合を意識させる吉田達磨監督。「がぶる」は、たぶん相撲の”がぶり寄り”の「がぶる」で、押し込むという意味…だと思う。

 

ウイルソンはついに横の動きも入れてボールも使うようになった。新型セレナ効果絶大…か。

 

今日のクマちゃん。外から撮ったのでガラスに景色が映り込んで見えにくいが、屋内で機嫌よくエアロバイクを漕ぐ熊谷駿。

 

今日の森晃太。右膝の腫れもだいぶん引いた様子。「最初に倒れた後、よくまたプレーしたね」というと、「バキッって音がしたんですけど、なんかできちゃんたんですよ。チャンスだったしテンション高かったから…。自分は膝のケガはしないと思っていたんですけどね。まぁ頑張ります」と話してくれた。腫れが引いてから手術をするそうだが、ポジティブに気持ちを切り替えているのが嬉しい。写真を撮ろうとすると指を立てて紅白戦に指図するそぶりでサービスしてくれた。

 

選手の自主練習が終わり、マスコミ対応も終わると吉田達磨監督は岩﨑芳和通訳(U-15コーチ兼任)とロングキックを黙々と蹴っていたが、吉田監督、今でも結構キックが上手い…。そして、谷真一郎フィジカルコーチと堀井岳也コーチはランニング。谷コーチは元日本代表FWで「タニラダー」の創始者だけに走るフォームはパワフル。

 

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