山梨フットボール

「昔のウイルソンをサポーターに見せたい」ウイルソン【無料記事 7月26日の練習場から ウイルソン・コメント】

「昔のウイルソンをサポーターに見せたい」ウイルソン【7月26日の練習場から ウイルソン・コメント】

ポジティブなことを話しながらも、どこか寂しそうな影がある表情のウイルソン。「おっしゃー」的な表情を見せてほしい。

 

――合流しての感触は?

凄くいい状態だと思います。吉田監督の許可を貰って別メニューでやってきたことは自分にとってよかったと思っている。

――具体的にはどんなところが良くなっているという感覚ですか?

アジリティの向上、動きの速さはトレーニングでも感じている。フィジカルコンディションが上がって、最後は軽くなってシュートを打てた。もっといい状態になるように準備したい。

――体重の変化は?

82キロから80キロに減りました。

――4対4+4サーバーのミニゲームでは自身のプレーに納得していないそぶりを何度も見せていましたが、この点については?

自分自身に対して怒るというか、やろうとしたことが…。もっと出せる、もっと上手くできるという思いです。ミスをしたくないという気持ちが出てしまいました。

――具体的にはどんなプレーになってしまったと自覚していますか?

パスのタイミングとか…。

7月26日の練習ではシュートは何度か打ったが決まらず…のウイルソン。GKは新加入ではなく、ゴールが4つでGKが足りずに出動した松下太輔GKコーチ。

 

他の選手がインターバルに給水する中、ウイルソンは給水しないで独り自分と向き合っていた。こういう場面が何度もあったのが気にかかるが、杞憂でありますように…。チームメイトはもっと声を掛けて盛り上げればいいのに…。こういう時に声を掛けるのは、土屋征夫や石原克哉。ベテランはこういう時に頼りになる。

 

――鹿島戦の注目点の一つはワントップかツートップかというところですが、どう捉えていますか?

(もし、5-4-1で行くなら)公式戦で頭から5-4-1で戦うのは初めてだけど、ワントップでもツートップでも自信は持っている。シャドーでプレーするならサイドの守備をもう少し意識しないといけないし、ワントップに近づいてプレーするようにしないといけない。最近はFWへのサポートが少ない試合が増えていたと感じている。

――ワントップとツートップでは、個人としてどちらがやり易いと感じていますか?

サイド(ワントップのシャドーに入った時)でプレーする方が相手の守備が少ないと感じるし、ゲーム全体を見ることができる。でも、どんなスタートポジションでも準備はしているし、監督の作戦をしっかり実現するようにプレーします。

――仙台時代のACLに出場した時期と比べて、身体の感覚に違いはありますか?

(そこには)もうチョットという感じ。あの頃は若かったし、それを維持することを意識していたが、仙台時代の後半はケガなどいろいろなことがありました。今は前向き。昔のウイルソンを自分でも取り戻したいし、サポーターにも見せたい。

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