山梨フットボール

「早い時間の先制ゴールだと、そのあとガンバの猛攻を長い時間受ける可能性がありますからね」河田晃兵【無料記事 J1第20節 選手コメント 河田晃兵】

【J1第20節 選手コメント 河田晃兵】

つま先立ちの構えから踵をつける構えに変えた河田晃兵。

1河田晃兵

みんなが十数試合をこなしている中で僕だけ(公式戦出場が)2つということで緊張したけれど、勝ててよかったです。自分がチームの力になったのかどうか分からないですが、1-0という結果が出てよかった。ウチはこういう勝てない時期があることは覚悟していましたが、今日勝ってもこれで終わりではないので、連戦も勝っていけるように上を目指していきたい。G大阪の選手は特徴を知っているので上手く警戒して守れたと思います。フィールドの選手が身体を張ってくれました。チームはなかなか勝てなかったですが、今日の勝利で勢いや自信が出ると思います。自分が試合に出られていないときもサポーターが声をからして応援してくれる姿を見ていたので、もっと試合に出てそれに応えたい。

――G大阪のクロスへの対応は?

ガンバはクロスに飛び込んでくる勢いが鋭い。ウチも隙を作らないことが大事だったし、J1だと1本隙を作れば勝負を決めてくる。クロスに対する寄せのところを含めて練習から更に注意力を高めていかないといけないと思います。

――踵をつける新しい構えを試合中は意識できましたか?

今日はちょっと(ふくらはぎが)張っていて怖いと思っていました。でも、思ったよりは…。

――足で打たれる強烈な”ザ・シュート”というのはなかったですね。

そうなんです。枠外ギリギリとかね。

――シュートを打たれる時に構えを見てましたが、記者席からだと遠すぎで分かりませんでした。

俺まだ試合の中ではちゃんと意識できてないんで、日頃の練習からやり続けるしかないです。

――ケガから戻ったというか、今季のリーグ戦初出場の試合で勝てるというのはよかったですね。

まぁ、たまたまのタイミングというか、チームメイトが頑張ってくれた結果だし、枠内シュートも少なかったですから。使ってくれた監督、コーチに感謝です。11試合ぶりの勝ちという盛り上がる試合で戻れたことは嬉しいです。

――チームはここから上を狙っていけそうですか?

サッカー自体は去年とは違うし、やるからには上を目指したい。いつまでも残留争いをしたくないのでひと皮むけるようなキッカケにしたい。

――点が入ったのも88分といい時間でしたね。前半5分とかだったらきつかったと思います。

早い時間の先制ゴールだと、そのあとガンバの猛攻を長い時間受ける可能性がありますからね。(88分なら)あとちょっと守れば…という時間でしたからね。

――後半の後半は倉田秋のカットインが増えたし、G大阪の攻撃が少し変わってきたと感じましたか?

圧力はありましたね。アデミウソンのカットインで藤春(廣輝)が巻いて走ってきたり、三浦(弦太)が上がってきて圧力を高めてきましたね。そこで、カウンターから点を取れるようになればもっと手ごわいチームになれると思います。

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