「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン

【大阪】安田浩一出演情報(2016/12/18)講演会 メディアの軸足 ~“公平”とは何か~

講演会 メディアの軸足~“公平”とは何か~

2016年12月18日(日)13:00開場 / 13:30開演(16:30終了)
淀川文化創造館 シアターセブン(大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階)
資料代:800円(学生 500円)
登壇者:安田浩一、松島佳子(神奈川新聞記者)
主催:「メディアの軸足」実行委員会
協賛:民放労連近畿地連、日本放送労働組合関西支部 、新聞労連近畿地連、関西MIC
(イベント詳細はこちらをご参照ください)

いまメディアを語るとき「公平中立」「両論併記」がキーワードとして挙げられます。折りしも大阪府警機動隊員が米軍基地建設に反対する沖縄県民に対し「土人」と暴言を吐いて処分された際、現場住民側の言動を詳細に報じず、「公平でない」とするメディア批判が一部なされました。
メディアと公権力の関係について、その土台が揺らいでいるかに見えます。インターネット空間では沖縄へのデマやバッシングの言葉が溢れ返っています。「普通だったあの人が、いつしか差別語を吐く人になっていた」、そんな事態が起き始めているのでしょうか。
戦後、ジャーナリズムはよりよい民主主義社会を目指すという理念を掲げ、言論の自由を守り、座標軸を見定めてきました。いま私たちは自らの軸足を真剣に見据えているでしょうか。
今後、放送と通信の融合が進められていこうとするなか、言論空間のあり方も大きく変化していくことが考えられます。混沌とした時代だからこそ、メディアの軸足について深く考えたいと思います。

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