AFCチャンピオンズリーグ2試合に先発。2連勝に大きく貢献した梶川裕嗣は「実はシャイなんです」 [梶川裕嗣インタビュー(前編)]
梶川裕嗣選手インタビュー(前編)
実施日:3月13日(金)
インタビュー・文:藤井 雅彦
協力:横浜F・マリノス広報室
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梶川裕嗣、28歳。
今季、徳島ヴォルティスから新加入し、AFCチャンピオンズリーグ2試合に先発。2連勝に大きく貢献したGKだ。
落ち着いた立ち居振る舞いでゴールマウスを守り、正確な判断でハイラインの背後にあるスペースをケアする。
その実力はすでに実証済みとはいえ、加入間もないためファン・サポーターにとってはまだまだ謎の多い選手かもしれない。
そこでインタビュー前編では、彼がプロサッカー選手になった経緯に迫る。
「真摯と謙虚」
ふたつの二字熟語が、梶川のサッカー人生の根底にあった。
とにかく礼儀正しい好青年だ。
このインタビュー中も、こちらの目を見てしっかり受け答えしてくれた。
聞けば徳島ヴォルティスに在籍していた昨季は選手会長を務めたという。なるほど、質問の意図を汲み取って言葉を発することができるわけだ。
しかし、気のせいか頬を赤らめながら、彼は言う。
「人前に立ってしゃべるのは緊張します。特に大勢の人やカメラは苦手なんです。できればしゃべりたくないです(笑)」
ファン・サポーターにお披露目となった新体制発表会では、そんな様子を微塵も見せなかった。
「自分ひとりではなく、新加入選手が大勢いたので、なんとか大丈夫でした。僕ひとりだったら無理だったと思います。頭の中が真っ白になってしまうんですよ。徳島の時はカンペを読んだくらいですから(笑)」
どれだけ場数を踏んでも、どうしても慣れない。ピッチ内での堂々たるプレーぶりと相反するように、ピッチ外の梶川は「実はシャイなんです」。
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