「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「悪いふうには考えていない」(佐藤)・「ボールと一緒に相手の足を蹴ってしまって・・・」(小椋)+兵藤・伊藤・栗原他 [甲府戦後コメント] -1,509文字-

【試合を終えて】

MF 20 佐藤 優平

「前半は相手 も元気なので、ああいう展開になるのは仕方ない部分もある。後半は少しずつ疲れてきて集中力も切れるし、そういうタイミングで(齋藤)学や(端戸)仁と一 緒にプレーできれば、チョコチョコやりながら崩せる。だからもう少し長い時間プレーしたかったというのが正直なところ。でもそれがいまの立場だし、前半に 崩せたかといえば崩しきれなかった。ただ、悪いふうには考えていない。前回の甲府戦よりはシュートにつながる形が増えたと思う。シュンさん(中村)がいな いこともあって前に行くのは本当に早くなった。前へボールを入れて、そこにサポートする形は多少できたと思う」

樋口 靖洋 監督

「相手には何もやらせていない。だけど我々が最後やり切ることができなかった。ただ、前回に甲府と対戦した3月のゲームでは、我々が慎重になりすぎてなかなかシュートまでの形を仕掛けることができなかった。今日に関していえば、相手のラスト3分の1からペナルティエリアの中に対して、仕掛けるというプレーが何度もできていた。(中村と齋藤について)中村に関しては、まだコンディションが戻っていないということ。齋藤に関しては少しけがをしているところがあって、時間を見ながら使ってきた。今日は向こうが90分間かなり守備的にやってくることを考えて、ドリブルという武器をどこで使うかというのを考えたときに途中からだろうということになった」

 

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DF 22中澤 佑二

「ウチは引いて守る相手にチャンスを作れない。チャンスがあっても引き分けなら仕方ないかもしれないけど、チャンスはミドルシュートと(栗原)勇蔵のヘディングと(齋藤)学が倒された場面くらい。ウチは守っているわけではないのに、守っている甲府と同じくらいのシュートしか打てていないのは問題。シュート数で圧倒しているわけではないから。後ろは相手の一発だけを注意しながら守った」

FW 16 伊藤 翔

「甲府と対戦するときはいつもこういう展開になってしまう。前回の甲府戦よりは光が見えたと思うけど、お互いに決定打に欠ける試合だった。甲府は前回よりは守備が堅いイメージは持たなかったけど、ウチも前でうまく連動して崩せた場面は少なかった。自分自身もシュートゼロ本だったし、チャンスは少なかった」

DF 4 栗原 勇蔵

「(セットプレーからのヘディングについて)時間があって、首を振らないといけないシュートだったので枠に飛ばせなかった。こういう試合はああいう場面を決めないと勝てない。相手はずっとカウンターを狙っていたし、あとはクリスティアーノの一発だけだった。それ以外に想定外の攻撃はまったくなかった。後ろは1対1で負けないことだけを意識して守っていた」

MF 6 小椋 祥平

「相手は引いてブロックを作って守ってくるチームだったので、もっと仕掛けてもよかった。それに今日は2トップで前に人数をかけていたので、サイドからのアーリークロスとか際どいボールを入れるべきだった。ボールは持てたけど、なかなか崩せなかった。でも守備に関しては、カウンターへの備えは後ろとボランチを含めてできていた。(負傷について)ボールと一緒に相手の足を蹴ってしまって、そのときに右ひざをもっていかれてしまった」

MF 7 兵藤 慎剛

「相手に引かれた中で崩しきれなかった。セットプレーや、何回かコンビネーションで攻めたけど、もっとチャンスを増やさないと点は取れない。守備面では相手にほとんどやらせていないと思うので、全体の意識が高かった。(齋藤)学がドリブルで仕掛けてPKかもしれないという場面があったけど、それをもっと増やさないといけない」

 

 

 

 

 

 

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